入浴剤には様々な形状のものがありますが、今回は液体タイプの入浴剤を紹介します。液体の入浴剤は保湿力が高かったり、保管がしやすいというメリットがあり人気です。各社からのおすすめの入用剤をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
疲労のタイプに合わせて入浴剤を選ぼう
肉体的疲労に効果のある入浴剤
過度なトレーニングや肉体労働、デスクワークなどで長時間同じ姿勢で仕事をしたり、長時間同じ動きをする仕事をしている場合に筋肉痛や腰痛、肩こり、全身のだるさといった症状があらわれます。このことを肉体疲労と言います。肉体疲労は精神疲労に繋がったり、放っておくと痛みやだるさが慢性化してしまうことから、その日のうちにケアをすることが重要です。
肉体疲労回復には、“炭酸ガス系”や“無機塩類系”の入浴剤に効果が期待できます。温浴効果により血行を促進させることで、身体全体を芯から温め、ほぐして、痛みや疲れを回復してくれますよ。疲労回復には“睡眠”が重要ですが、入浴剤の効能で睡眠の質を上げてくれるでしょう。
精神的疲労に効果のある入浴剤
人間関係や周囲の環境、仕事でのストレス、悩み、不安、緊張、焦燥感など、心理的ストレスにより心が疲労している状態で、身体に不調を感じたり、やる気がでなかったりと様々な症状があらわれます。精神的疲労は、意欲や気力、思考の低下、全身のだるさや倦怠感を感じたりします。
このような精神的疲労に効果が期待されるのが、ハーブを使用した“薬用植物系”の入浴剤です。香りによるアロマテラピーには、ストレス解消やリラックス効果、安眠効果、集中力を高める効果、気持ちを落ち着かせる効果などがあります。
身体のだるさや倦怠感には、発汗作用がある“無機塩類系”や“薬用植物系”の入浴剤を使用することで、老廃物を流してくれるでしょう。きっと身体も心もすっきりしますよ。
神経的疲労に効果のある入浴剤
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、視神経や脳が緊張した状態が続くと、脳の神経細胞のダメージが蓄積されて、脳疲労を起こしてしまいます。そのために集中力が続かない、物覚えが悪くなる、仕事のパフォーマンスが落ちる、うっかりミスをするなどの不調があらわれてしまうでしょう。
神経的疲労は、自律神経の機能を低下させないためにも、早めに対策を取ることが必須です。疲労してしまった神経の回復には、質のよい睡眠をとることが一番重要です。しかし、“炭酸ガス系”などの保温効果が期待される入浴剤は、身体を休ませる働きがある副交感神経を優位にしてくれると言われています。
そのため、緊張状態を解消させ、睡眠の質の向上にも繋がるでしょう。また、自律神経を整える、ハーブやラベンダーなどの香りが配合された“薬用植物系”などの入浴剤を使用することをおすすめします。
目的に合わせ入浴剤を選ぶ
肩こりや腰痛が辛い場合や疲れが溜まっているときの入浴剤
腰痛や肩こりが辛いときは、血液の循環を良くしてくれる炭酸ガス系の入浴剤に効果が期待できます。湯船に入れると、優しくシュワシュワと泡を出しながら溶ける炭酸ガスが皮膚から浸透するため、血行を促進してくれるでしょう。血液の循環が良くなることで、新陳代謝が促進されたり、肩こりや疲れ、腰痛が改善しますよ。
乾燥肌を保湿するための入浴剤
肌に潤いを与えてくれるスキンケア系入浴剤は、皮膚の角質を軟化してくれます。保湿成分が角質層まで浸透してくれるため、乾燥した肌がしっとりし、すべすべになるでしょう。また、かかとのひび割れやあせもの予防になりますよ。
背中にできるニキビや毛穴を綺麗にしてくれる入浴剤
背中にできるニキビや肌のゴワゴワには、洗浄効果の高い酵素系入浴剤を使用することをおすすめします。酵素の働きによって、皮膚のタンパク質や脂肪分などを分解し、老廃物や毛穴の汚れを除去してくれるのです。そのため、肌が清潔な状態を保ちやすくなるでしょう。
身体を温めて芯からぽかぽかにしてくれる入浴剤
冷え症で悩んでいる人には、身体を温めて芯からぽかぽかにしてくれる、温泉由来の成分の無機塩類系入浴剤がおすすめです。主成分の硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウムが皮膚のタンパク質と結びつき、皮膚の表面にベールををつくってくれるため、保湿効果を高めてくれるでしょうす。
ゆったりリラックスしながら気分転換したいときの入浴剤
ショウガ、ミカンの皮、センキュウ、チンピ、ラベンダー油、ショウキョウなどの生薬や、ハーブを含んている生薬系入浴剤もおすすめです。リラックス効果が高く期待されているため、リラックスしたいときや、リフレッシュしたいときに使うと良いでしょう。ハーブや生薬は香りが様々あるので、好みの香りを見つけて、気分転換してみてくださいね。
ダイエットのために汗をしっかりとかきたいときの入浴剤
ダイエットのために汗をしっかりとかきたいときは、トウガラシエキスやショウガ根エキス、ゲルマニウム、ヨモギエキスが含まれた、炭酸ガス系や無機塩類系の入浴剤をおすすめします。このとき、全身湯船につかるのではなく、半身浴にすることで、心臓に負担がかからず、全身を芯から温めてくれます。
身体が芯から温まることでしっかり汗をかき、血行が促進され、新陳代謝が活発になります。そのため、脂肪燃焼効果が高く、ダイエットに効果が期待されるのです。身体の老廃物も洗い流してくれるため、美容にも良いでしょう。
入浴剤の使用期限とは
入浴剤の使用期限はあるの?
入浴剤のパッケージには使用期限が書かれていません。そのため、いつまで使えるのか疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。一般的に、入浴剤は製造されてから3年以内が使用期限と言われていますが、3年を経過しても使うことはできるようです。
ただ、保湿系の入浴剤や、炭酸ガス系の入浴剤、オーガニック・無添加の入浴剤は劣化が早いため、3年経ったものはにおいを嗅いでみたり、少量のお湯にいれてお湯の色をチェックするなどして、おかしいと感じたものは廃棄するようにしましょう。
使用期限がを切れた入浴剤はどうするの?
3年が経過した入浴剤がある場合、まずは少量のお湯で試してみて、問題がなければそのまま湯船にいれて入浴剤として使用しても問題ありません。ただ、品質が気になってしまうという方におすすめの使用方法は、足湯に利用するということです。
また、デザインが可愛いものはインテリアとして飾ったり、香りがいいものはタンス、クローゼット、下駄箱に入れて消臭剤の代わりに利用する方法もありますよ。
おすすめの液体入浴剤おすすめ20選
【アユーラ】メディテーションバスα
この『アユーラ』の入浴剤は、カモミール、ローズマリー、ローズウッドなど、ハーブを中心として香りが作られています、身体と心を優しくときほぐし、芯からリラックスできるでしょう。保湿効果だけでなく、エモリエント効果も同時に満たしてくれる2層タイプで肌に潤いを与えてくれます。
その潤いを逃がさない働きで、入浴後もしっとりしたなめらかな肌を持続することが可能です。グリーンのエッセンスをお湯に入れると、乳白色に変化します。まるで温泉の湯けむりのような色合いで、見た目にも癒やされることでしょう。
【株式会社カミツレ研究所】華密恋 薬用入浴剤
『株式会社カミツレ研究所』の華密恋のカミツレエキスは、健康な土壌で育てられたカモミールをサトウキビ由来の発酵エタノールと安曇野の清らかな水に浸し、約30日かけて成分を抽出して作られています。
冷え症だけでなく、肌荒れ、しっしん、あかぎれ、ひび、しもやけ、あせも、にきび、うちみ、疲労回復、痔、肩こり・腰痛、リウマチ、神経痛、産前産後の冷え症に効果が期待されています。カモミールの有効成分が溶け込んだ、カミツレエキスを贅沢に配合しているため、肌本来の力を引き出し、健やかで若々しい肌に導いてくれますよ。
【花王】エモリカ薬用スキンケア入浴剤 ハーブの香り
『花王』の入浴剤は、有効成分“米胚芽油”配合のため、入浴効果を高め、肌荒れ、しっしん、あせもなどの肌に効果が期待できるでしょう。保湿成分を配合しているため、入浴中にやわらかくなった肌の角質層にまで浸透し、カサつく肌にたっぷりの潤いを与えてくれます。
全身うるおいをキープした肌にしてくれるでしょう。乾燥などで白く粉をふいた肌も、入浴することでなめらかに保ってくれますよ。
【花王】キュレル 入浴剤
『花王』のキュレルは、“セラミドケア”で、外部刺激で肌荒れしにくく、健やかな潤い高密度肌に保ってくれます。潤い成分のセラミド機能成分やユーカリエキスが、お風呂で膨潤した各層の深部まで浸透します。カサつく肌もしっとり潤い、お風呂上がりの乾燥を防いでくれるでしょう。入浴効果を高め、肌荒れ、しっしんなどの肌トラブルにも効果が期待できますよ。
【花王】ビオレuうるおいバスミルク
『花王』のビオレu入浴剤は、入浴後の乾燥を防いで、しっとりやわらかな肌に導いてくれます。潤いが角層までぐんぐん浸透し、ミルクのベールがうるおいを閉じ込めます。素肌と同じ弱酸性なので、赤ちゃんのデリケートな肌にも使用できますよ。ほのかなパウダリーな香りと、乳白色の柔らかなお湯で、リラックスしたバスタイムを過ごせるでしょう。
【花王】バブ エピュール バスエッセンス イランイラン&サンダルウッドの香り
こちらの『花王』入浴剤は、バスタブに入れると濃密美容液風呂に変わります。全身隅々までつるんとしたうるおいに満たされるでしょう。天然ハーブアロマのイランイランとサンダルウッドの香りが、気分を穏やかにしたいときに良い効果をもたらすかもしれません。乳白色のお湯につかると、温泉気分を味わえて、リラックできます。
【アース製薬】保湿入浴液 ウルモア クリーミーローズ
こちらの『アース製薬』の入浴剤は、赤ちゃんはもちろん年配の方まで一緒に使うことができます。乾燥肌に悩む方の素肌を、うるおいベール成分がやさしく包み込むことで、しっとりすべすべにしてくれるでしょう。
“コラーゲン”“セラミド”“吸着型ヒアルロン酸”“ローヤルゼリー”“シアバター”という5種のモイストスキン成分を配合し、肌本来のうるおいを補います。全身の肌をコートし、うるおい成分を逃がしません。
【バスクリン】薬用ソフレ 濃厚しっとり入浴液 リッチミルクの香り
『バスクリン』の薬用ソフレは、カサカサ肌をケアし、入浴後はしっとり感が続きます。ミルキーな優しい香りが広がるため、リラックスしたバスタイムを過ごせるでしょう。生薬有効成分が入浴効果を高め、肌荒れやしっしんを和らげてくれますよ。
クリームオイルを配合して、濃厚でしっとりとしたお湯に肌をつつみこまれるような感覚を実現しました。赤ちゃんと一緒に入浴するときにも使えるため、家族みんなで安心して入浴することができますね。
【第一三共ヘルスケア】ミノン薬用保湿入浴剤
『第一三共ヘルスケア』の入浴剤は、お湯にとけるクリームのようなうるおいで、しっとり肌になれるでしょう。しっしんや肌荒れ、敏感肌や全身のカサカサ、白い粉をふく様な乾燥に悩んでいる方におすすめの保湿入浴剤です。
デリケートな肌にうるおいを与える保湿成分を配合し、入浴効果を高めて肌あれ、しっしんを和らげる薬用処方です。グリーンフローラルの香りで、リラックスしたバスタイムを過ごすことができるでしょう。
【コラージュ】Dメディパワー保湿入浴剤
『コラージュ』の入浴剤は、乾燥しやすい肌のための薬用保湿入浴剤です。浴槽に入れて浸かるだけで、うるおい成分が身体の隅々までとどいて全身をしっとりすべすべに保ってくれます。乾燥しやすい肌の方には、特におすすめの入浴剤です。小さな子どもからお年寄りまで、安心して使用できる成分で作られています。
【ヴェレダ】 ラベンダーバスミルク
『ヴェレダ』の入浴剤は、1日の疲れを癒やすバスタイムに、オーガニックラベンダーの柔らかな香りが全身を包み込み、よりリラックスできるでしょう。お湯がまろやかになって、肌もすべすべになりますよ。配合されているラベンダー油は、乾燥肌からオイリー肌まで広く対応してくれるため、肌タイプを選ばずに使用できます。
【ベルセレージュ】 バスエッセンス
『ベルセレージュ』のこちらの入浴剤は、水道水中の塩素をなくして、天然保湿成分が身体を優しく包み込みます。浴室化粧料や洗顔料、全身洗浄剤を含んでいません。弱酸性で、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを含み、ビタミンB2のほのかなレモン色のマイルドなお風呂を楽しむことができます。
【ロート製薬】メンソレータムAD薬用入浴剤 フローラルの香り
『ロート製薬』のメンソレータムAD入浴液には、天然アミノ酸を多く含んでいる米発酵エキスが配合されています。全体の90%が米発酵エキスを含む“肌うるおい成分”で、小さな子どものデリケートで乾燥してしまう肌にもやさしい、低刺激性の入浴液を実現しました。スキンケアに意識の高い方にもおすすめの入浴剤です。
【丹平製薬】アトピタ薬用入浴剤
『丹平製薬』の入浴剤は、肌荒れ防止成分の天然生薬有効成分を配合しているため、入浴しながらしっしんや肌荒れ、あせもなどのトラブルを鎮めてくれます。生まれたてのしっとり肌に着目し、“うるおい補給成分”を配合しています。肌をなめらかにする炭酸水素Naが、赤ちゃんの肌を清浄にし、皮膚をなめらかにしてくれるでしょう。
【無印良品】 薬用入浴剤 ミルクの香り
『無印良品』の入浴剤は、甘い香りとミルキーホワイトのお湯が安らかな気分に導いてくれるでしょう。リラックスしたバスタイムを過ごすことができます。肌にうるおいを与えるスキムミルクを配合しているため、入浴後もしっとりとすべすべした素肌をキープできます。乳白色のお湯は、見た目も優しく温泉気分を味わうことができるでしょう。
【資生堂】フェルゼア薬用スキンケア入浴剤
『資生堂』のこちらの入浴剤は、モイスチャー成分が各層に浸透し、豊かなうるおい感でしっとりなめらかな素肌になります。素肌と同じ弱酸性、パラベン無添加、アレルギーテスト済のため、小さな子どもも安心して入浴することができます。
肌荒れやしっしんのある方にもおすすめです。リラックス気分が実感できる香料が配合されているため、落ち着いたバスタイムを過ごすことができるでしょう。
【株式会社バイソン】インドエステ 入浴液 サンダルウッドの香り
『株式会社バイソン』の入浴剤は、エキゾチックで優雅なインドアロマでリラックスしたバスタイムを過ごせます。温浴とマッサージ効果で血液の流や新陳代謝を良くして、カロリーの消費を高め、余分な水分と脂肪の排出を助けてくれるでしょう。湯上がりはスッキリして肌をキュッとひきしめてくれますよ。透き通ったセピアローズのお湯で、優雅な気分を味わてみましょう。
【株式会社クリイジャパン】クリビオ 入浴用
『株式会社クリイジャパン』の商品は、乳酸菌、納豆菌、酵母菌、糖類が主成分のため、肌に優しい入浴剤です。入浴すると肌がすっきりするだけでなく、消臭効果があるのが嬉しいポイントですね。お風呂上がりも快適に過ごすことができるでしょう。
【熊野油脂】ビューア アロマバスエッセンス
『熊野油脂』の入浴剤は、ツバキ油、ローズマリー葉エキス、ラベンダー葉エキスなどが配合されているため、入浴後はしっとりうるおう肌を実感できるでしょう。天然アロマの香りで、リラックスしたバスタイムを過ごすことができますよ。
【日本香堂】アンミング プラス バスエッセンス
こちらの『日本香堂』の入浴剤のテーマは“眠り”です。香りが心身に安らぎをもたらしてリラックスし、入浴後に穏やかな眠りに導いてくれます。アンミングプラスの柑橘の香りは、心身の緊張がほぐれてリラックスするとともに、アクティブで明るい気持ちを誘ってくれますよ。なかなか眠れないと悩んでいる方におすすめの入浴剤です。
お気に入りの液体入浴剤でリラックスしたバスタイムを過ごそう
液体タイプの入浴剤には、様々な色や香りがあります。液体タイプはあまりバラ売りをしていません。今回の記事を参考にお気に入りの入浴剤を選んで、リラックスしたバスタイムを過ごしてくださいね。