沐浴材おすすめランキングTOP10!赤ちゃんのために選び方&正しい使い方も理解しておこう

新生児の赤ちゃんのお世話で、大変なことのひとつに沐浴があります。新生児の赤ちゃんは、ふにゃふにゃでお風呂に入れるだけでも一苦労ですよね。そんなときに役に立つのが沐浴剤です。今回は、沐浴剤の概要やメリット、さらに、おすすめの商品とその使い方についてご紹介します。

沐浴剤とは

沐浴剤ってどんなもの?

沐浴剤は、赤ちゃんが沐浴する際に、ベビーバスに入れて使う入浴剤のようなものです。お湯に溶かし、そのお湯の中に赤ちゃんを入れてやさしく洗います。洗浄効果があるので、石鹸で洗ったり、すすいだりする必要がなく、そのままタオルで拭き取ることができますよ。

石鹸で洗うのと違うの?

沐浴剤には、汗や汚れを落とす洗浄成分と、お肌に潤いを与える保湿成分が入っています。したがって、沐浴剤を使う場合には、石鹸を泡立てたりして、体の汚れを落とす必要はありません。

しかし、石鹸で洗う方が洗浄効果は高いため、お尻にウンチがついてしまったり、吐き戻しなど、ミルク成分が顔についてしまった場合など、しっかり洗ってあげたいときには、石鹸を使用するのがおすすめです。

そのときは、体についた石鹸の泡をきれいに洗い流してあげてくださいね。

こんなときに便利!沐浴剤のメリット

産後のママは、赤ちゃんをあやしたり、授乳、沐浴、寝かしつけをしたりと、本当に大変です。沐浴剤はそんなママにとってお助けアイテムのひとつです。沐浴剤を使う主なメリットについてご紹介します。

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石鹸を泡立てる必要がない

先ほどお伝えしたように、沐浴剤には洗浄成分が含まれています。よって、しつこい汚れを落としたいとき以外は、石鹸を泡立てる必要がありません。

最近は、泡で出てくる赤ちゃん用ボディソープなども便利でよく使用されていますが、左手で赤ちゃんを支えながら、右手で洗って、さらに流して、という作業は慣れないママにとっては、とても難しく大変です。

そんなときに石鹸を泡立て、洗い流す必要がないというのはうれしいポイントですね。

沐浴が短時間で終わる

沐浴剤を使うと、事前に石鹸を泡立てたり、洗い流したりする時間を省略することができ、また片付けも簡単になるので、石鹸で洗うよりも沐浴時間を短縮することができます。

少しでも負担を軽くして、ママがゆっくり赤ちゃんと笑顔で接することができるようにしたいものですね。

沐浴剤の選び方ポイント3つ

沐浴剤を選ぶ際には、赤ちゃんの肌の状態など様子に注意して、次のことに気をつけて選ぶと良いですよ。

G_51_2,沐浴剤 おすすめ

ポイント1:成分

沐浴剤に限らず、生まれたばかりの赤ちゃんの肌に使用するものについては、成分の確認はしっかり行いたいですね。

沐浴剤は、基本的に赤ちゃんに使用するものなので、刺激物は含まれておらず、肌にやさしい成分で作られています。特に敏感で、肌の弱い赤ちゃんの場合は、無着色、無香料、弱酸性などのタイプを選ぶと良いでしょう。

また、防腐剤のパラベンが入っていないタイプもありますので、赤ちゃんのお肌をチェックしながらどれが良いか選んであげてくださいね。

ポイント2:保湿

赤ちゃんの肌はすべすべでふっくらしています。見た目はとてもきれいですが、実は赤ちゃんの皮膚のバリア機能は未熟で、よだれや汗を拭き取るときの摩擦だけでも刺激になります。その刺激はバリア機能を低下させ、乾燥などのトラブルにつながります。

そんな赤ちゃんに使う沐浴剤には、肌をしっとり保湿する効果のあるものを選ぶのがおすすめです。

保湿効果のある成分として配合されるのは、赤ちゃんの胎脂に似た成分を配合したものや、植物由来の成分など、商品によって様々です。保湿の効果は、赤ちゃんのお世話や家事で大変なママの手もいたわってくれますので、ぜひ、重視して選んでくださいね。

ポイント3:香り

香料を使っていない沐浴剤がほとんどですが、ほんのりとした香りが、赤ちゃんとママをリラックスさせてくれる効果のある沐浴剤もあります。

香りのついているものは、ハーブのやさしい香りや、柑橘系のフルーティな香りなど、赤ちゃんとママにやさしい香りでつくられています。

リラックスのために、お部屋でアロマをしたい人もいるかもしれません。しかし、新生児に使うアロマには使えないものもあり、注意が必要です。そんなとき、沐浴のときの良い香りでリラックスできたら、一石二鳥になりますね。

沐浴剤おすすめ人気ランキングTOP10

第10位【ソフレ】 ベビーバスエッセンス

『ソフレ』は入浴剤製品を多く取り扱うバスクリンのブランドです。

なかでも「ベビーバスエッセンス」は、沐浴のほかに、ガーゼを使って肌を拭き取る場合や、親子で入浴する際の入浴剤として使えるのが特徴の商品です。含まれるアミノ酸が水道水の塩素を取り除き、やわらかいお湯に仕上げます。

また、べにふうき茶エキス、オーガニックホホバオイル、甘草エキスなどが保湿成分として、赤ちゃんのお肌に自然な潤いを与え、しっとりさせてくれます。

オムツかぶれをしたときは、毎日ガーゼでやさしく拭いてあげると、赤みが和らいでくるとの口コミもありますよ。

弱酸性、無香料、ノンアルコールの低刺激性の沐浴剤で、ほんのりとするやさしい香りはラベンダー油によるものなので、新生児の赤ちゃんでも安心ですね。

第9位【アイクレオ】ベビーベイジングリキッド

グリコのグループ会社で、粉ミルクでも有名な『アイクレオ』の沐浴剤です。

「ベビーベイジングリキッド」は、ママの胎内で赤ちゃんを包むクリーム状の脂質成分である「胎脂」に注目して開発した沐浴剤で、赤ちゃんにたっぷり潤いを与えてくれるのが特徴のひとつです。

低刺激・弱酸性で、目に入ってもしみにくくなっており、マイルド処方のため、暑い夏の期間は1日に何回でも使っても大丈夫です。また、パラベンが含まれていないことや、お湯が濁らず赤ちゃんの肌の様子をしっかり確認しながら洗えるのもうれしいポイントですね。

使い手のママの気持ちに寄り添う商品と言えます。

第8位【ベビースキンジャパン】オーガニックシュガーリングバス

『ベビースキンジャパン』の「オーガニックシュガーリングバス」は、沐浴剤には珍しい、パウダータイプの沐浴剤です。

驚くべきは、含まれる成分が、てんさい糖、クエン酸、重曹、グレープフルーツ、果皮油、 オレンジ果皮油、レモン果皮油、 ジャスミン油と、全て天然由来のものだということです。

主な原料である「てんさい糖」は、赤ちゃんの肌を健康にしてくれる作用があるといわれています。さらに、保湿力と冷え防止の効果もあり、赤ちゃんにもママにもやさしい沐浴剤です。
お砂糖でできた、パウダータイプの沐浴剤というと、「ちゃんと溶けるのかな?」と不安になってしまいそうですが、「シュガーリングバス」の砂糖はとてもきめ細かく、お湯にさっと溶けるので、使用の際にざらつくことはありません。

ジャスミンとシトラス系のさっぱりとした香りで、赤ちゃんも癒やされそうですね。

第7位【ベルメ】重曹入浴パウダー

『ベルメ』の「重曹入浴パウダー」は、その名のとおり、パウダータイプの入浴剤です。重曹を特許技術によって電気分解して作られたパウダーで、マイナスイオンによって肌の汚れを落とすしくみになっています。

界面活性剤が含まれておらず、お湯に入れるだけで、汚れが落ち、肌のうるおいもキープしてくれるので、沐浴剤として安心して使えますね。

ほかにも、洗濯洗剤や、なんとマウスウォッシュ剤としても使えるという、少しユニークな製品です。もちろん防腐剤、着色料、香料もゼロで、「一度使ったら手離せない」という使用者の口コミが多く寄せられていますよ。

一般的に、沐浴剤は石鹸よりも洗浄力が弱いと考えられていますが、こちらの商品は洗浄力も期待できますね。

第6位【オーガニックマドンナ】ベビーマドンナ沐浴剤

『オーガニックマドンナ』は、ママと赤ちゃんのスキンケア商品を取り扱う、マドンナ株式会社のブランドです。オーガニック認証を取得し、厳選した原料を用いて、日本人の肌に合うように製造した国産オーガニックのスキンケアシリーズを展開しています。

「ベビーマドンナ」は、天然バーユと植物由来成分をバランス良く配合したスキンケアシリーズです。全国の産婦人科におけるスキンケア指導などでも採用されていますよ。

沐浴剤は、天然バーユのほかに、天然モモ葉エキスや天然ビワ葉エキスが配合されていて、敏感な赤ちゃんの肌を乳白色のお湯でしっとりなめらかにしてくれます。香料は入っていませんが、パルマローザというハーブの香りが、疲れたママもやさしく癒してくれそうです。

第5位【ママプレマ】 ボディ洗浄料

『ママプレマ』の「ボディ洗浄料」は、重曹と炭酸塩を主成分とする入浴剤です。どちらも食品に含まれることのある成分ですし、界面活性剤を使わずに重曹の力で体を洗浄してくれるので、沐浴剤としても使用できます。

また、重曹は保湿効果や保温効果にも優れています。冬の寒く乾燥する時期にも、しっとりぽかぽかし、赤ちゃんの肌を守ってくれます。

赤ちゃんの沐浴期間が終わっても、今度は入浴・洗浄料として使えますし、洗浄効果があるので、残り湯を洗濯に再利用したり、そのままゴシゴシして浴槽の掃除に使うなど、とても便利な商品ですよ。

第4位【ピジョン】ベビー沐浴料

 

『ピジョン』は、育児用品メーカーとして有名ですね。ベビーカーなどの大きなものから哺乳瓶などの小物まで、幅広く育児に役立つ商品を販売しています。

「ベビー沐浴料」は、胎脂に近い成分である「イソステアリン酸コレステリル+セラミド2」を保湿成分として配合しており、赤ちゃんの肌の汚れを落として、なめらかな肌に仕上げてくれます。

透明のメモリ付きキャップは、初めてのママにも使いやすい仕様で、オレンジ油の天然成分の香りが赤ちゃんとママをリラックスさせてくれます。弱酸性・無着色でパラベンが入っていないのも安心できますね。

第3位【アトピタ】 薬用入浴剤 ボトルタイプ

『アトピタ』は、赤ちゃんのお肌のかゆみなどのトラブル解決をコンセプトとして、乾燥を防ぎ、保湿を重視したスキンケアシリーズです。2014年にはマザーズセレクション大賞も受賞した実力派の商品でもあります。

保湿のカギは、沐浴剤に配合されている「ヨモギエキス」です。湿疹やあせもなどの症状を和らげ、炭酸水素ナトリウムがお肌を洗浄し、清潔ななめらか肌に整えてくれます。色は、心落ち着く天然のヨモギ色です。

沐浴剤のほかにも同じシリーズの保湿クリームや、ローションなどが展開されていますので、湿疹ができやすい敏感肌の赤ちゃんに、あわせて試してみてはいかがでしょうか。

第2位【ベビタブ】重炭酸入浴剤

『ベビタブ』の「重炭酸入浴剤」は、タブレット型の入浴剤で、沐浴剤としても使用できます。界面活性剤や、香料、着色などは一切使わず、自然素材の成分だけでつくられているのが特徴です。

含まれる重曹とクエン酸の力で、石鹸を使わなくても体を洗浄することができるので、肌への負担を減らし、お肌を健やかに保ってくれます。

沐浴期間が終わっても、大人と同じお風呂に入れて使えば、大人も体を洗う必要がないので入浴時間が短縮できます。さらに、ベビタブの効果は24時間持続し、追い炊きできるので帰りが遅いパパでもそのままベビタブの効果を実感できますよ。

第1位【持田ヘルスケア】スキナベーブ

沐浴剤といったら、真っ先に『持田ヘルスケア』の「スキナベーブ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?古くから多くのママに支持されてきた、定番の沐浴剤です。産院でサンプルをもらうこともありますね。

「スキナベーブ」は、湿疹やあせものある赤ちゃんにも使用できるマイルド処方で、油分が少なく、洗うときに滑りにくくなっているのが特徴です。やさしい香りとしっとりする仕上がりもうれしいですね。

200mlの小容量タイプもありますので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。

沐浴剤の使い方

沐浴剤を選んだら、早速使ってみましょう。事前に準備するものや、手順についてご紹介します。

沐浴の手順

  1. ベビーバスにお湯をはり、規定量の沐浴剤を入れ、よくかき混ぜておきます。お湯の温度は38℃前後が適温です。赤ちゃんの体を洗うガーゼ、沐浴布、上がった後に体を拭くバスタオルも用意しておきましょう。冬場などは赤ちゃんが冷えないように、お風呂場を暖めておくと良いですね。
  2. 準備ができたら、赤ちゃんを足先からゆっくりとお湯の中に入れます。おなかに沐浴布や薄いガーゼタオルをかけてあげると、冷えにくく、赤ちゃんも安心できますよ。
  3. 利き手が右の場合は、左手で赤ちゃんを支え、右手で体を洗うのが基本です。右手にガーゼを持ち、頭、顔、首、胸やお腹など体の前の部分をやさしく撫でるようにして洗います。首のしわの部分や脇の下、手のひらや指の間、足の付け根は汚れがたまりやすいので、入りこんだ汚れを取るようにしっかりと洗いましょう。
  4. 次に、ゆっくり赤ちゃんをうつ伏せにして、首の後ろや背中、お尻、股の順で洗います。
  5. 終わったら、そのまま赤ちゃんをバスタオルの上に寝かせ、体を拭いてあげます。こすらないように、やさしくタオルで押さえるようにして水分をとるのがポイントです。
  6. ほとんどの沐浴剤には保湿成分が含まれていますが、乾燥などが気になる場合は、ローションなどでケアしてあげましょう。

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いつからいつまで使える?

一般的に、沐浴剤を使うのは、赤ちゃんがベビーバスで沐浴する期間で、1ヶ月~1ヶ月半程度が目安とされています。赤ちゃんの細菌に対する抵抗力が強くなり、1ヶ月検診でお医者さんの許可が得られてから、大人と同じお風呂に入ることが多いですね。

ただし、決して1ヶ月経ったら大人のお風呂に入らなければいけないということではありません。上の子とのお世話の兼ね合いや、お風呂に入れたい時間帯などの都合により、3ヶ月まではベビーバスでの沐浴をしていた、というママと赤ちゃんもいます。

余ったときは沐浴以外の使い道も

沐浴剤を使いきれず、余ってしまった場合は、入浴剤として大人のお風呂に入れることができます。洗浄成分や保湿成分があり、洗い流す必要がないので、ママの肌もすべすべになったといううれしい声もありますよ。

また、沐浴剤をお湯で薄め、赤ちゃんのおしり洗いに利用するという使い道もあります。ガーゼを薄めた沐浴剤に浸し、軽くしぼって、おしりについたウンチなどをやさしく取ってあげましょう。

少し手間がかかってしまいますが、おしりふきでこすらないで済むので、オムツかぶれの予防にもなりますよ。

初めてのママも安心!便利な沐浴剤で赤ちゃんとの沐浴を楽しもう!

赤ちゃんを産んだ後のママは、いろいろなことが初めてで、大変なことがたくさんあります。さらに、赤ちゃんの肌はとてもデリケートで湿疹に悩むママも多いと思います。

しかし、沐浴の時間が少し短くなるだけでもママの負担はぐんと軽くなるものです。沐浴剤を上手に利用して、赤ちゃんとの沐浴を笑顔で楽しんでくださいね。