赤ちゃんのいる家庭では、入浴剤を入れても大丈夫?といった疑問を抱えていることが多いでしょう。入浴剤といっても種類はたくさんありますし、親子で一緒に安心して使用できる入浴剤について知りたいという人も多いでしょう。そこで、ここでは赤ちゃんに入浴剤はOKなのか、また選び方のポイントやおすすめ商品を紹介します。
赤ちゃんに入浴剤は使っても大丈夫?
まず、入浴剤は使っても大丈夫なのか解説していきます。
生後4ヶ月頃から使用可能
入浴剤入りのお風呂に入れるのは、生後4ヶ月頃が良いでしょう。それよりも前に入れると乳幼児湿疹にかかりやすかったり、肌の機能が安定していないためおすすめできません。さらに、生後4ヶ月頃というと、新生児の頃に多かった皮脂量が急激に減る時期でもあります。
そのため、このタイミングで入浴剤を使うようにし、肌をしっとり保湿させてあげることができると良いでしょう。生後4ヶ月を過ぎた頃でも、赤ちゃんの肌の状態が落ち着いていなかったり体調不良を起こしているときは、使用を控えることが大切です。
大人用や刺激の強い入浴剤は避けること
入浴剤は、薬局やドラッグストアなどにたくさん並んでいます。そのなかでも、大人用の刺激の強い入浴剤は避けるようにしましょう。香りが強かったり、うっかり使用期限が過ぎてしまっているなどの場合は、使用を控えてください。また、発泡するものや有効成分に強力なものが含まれている入浴剤に関しても避けるべきです。
赤ちゃんと使う入浴剤の4つの選び方
一緒に使用できる入浴剤を選ぶ際に、以下の4つの点を押さえておくと安心ですよ。
肌に優しい成分が入っているものを選ぼう
入浴剤を探すとき、どのような成分が入っているかを確認しましょう。なかでもチェックしたいのが、肌に優しい成分が入っているかどうかという点です。赤ちゃんの肌はデリケートで、ちょっとした刺激に弱いです。敏感に反応して、肌荒れを起こしてしまう可能性もあります。
一般的に、“赤ちゃん用”と紹介されている入浴剤は安心です。その他にも、大人用と記載があっても無添加と紹介されていると信頼できるでしょう。刺激の強いアルコール成分が含まれていないか、低刺激な弱酸性の入浴剤であるかなども確認したうえで、納得できる商品を選ぶことが大切です。
できれば無香料のものを
大人用の入浴剤の多くには、香り成分が配合されています。素敵な香りに包まれながらゆったりとバスタイムを過ごすのが目的で、様々な香りの入浴剤が登場しています。
赤ちゃんは成分だけでなく、香料にも敏感です。刺激のあるニオイや漢方などは、赤ちゃんにとっては強すぎる香りとなってしまうため注意しましょう。
入浴剤の種類にも注目すること
入浴剤には、たくさんの種類があります。大きく分けると化粧品、医薬部外品、雑貨になり、おすすめなのは医薬部外品です。医薬部外品は効能がきちんと認められた有効成分が含まれているため、赤ちゃんの肌に働きかけてくれるでしょう。
なお雑貨に該当する入浴剤には、香料や添加物などが含まれている可能性があるため、使用は控えると安心です。
保湿成分が入っているものがおすすめ
赤ちゃんに入浴剤を使用する主な目的は、肌の保湿です。そのため、入浴剤を選ぶときは安心できる保湿成分が含まれているものをチェックしてみましょう。どのような種類の保湿成分が含まれているのかを確認し、成分の一つひとつに納得したうえで入浴剤を選ぶと、長く愛用することができます。
赤ちゃんにも使える入浴剤おすすめ16選
おすすめの商品を、16個厳選しました。気になる入浴剤が見つかったら、ぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。
【シーボディ】イルコルポ ミネラルバスストーン
岩手県で採れた天然石「角閃石(かくせんせき)」を100%使用しており、繰り返し使える商品です。遠赤外線の効果でお湯が保温され、湯冷めしにくいというメリットがあります。
一般的な入浴剤のように複数の成分が含まれているわけではなく、天然石だけという非常にシンプルな点も魅力的です。
なお、遠赤外線は赤ちゃんを含む人体には影響ないため、安心してくださいね。
【ピジョン】ベビー沐浴料 500ml
500mlとお得な大容量となっている『ピジョン』のベビー沐浴料は、ぬるつきがないため、安心して入浴させることができます。保湿成分として、セラミドが入っています。
透明キャップには目盛もついており、計量しやすく安心です。肌についた汚れを取り除き、しっかり保湿してくれる入浴剤として、新生児から使用できます。
【持田ヘルスケア】スキナベーブ
ロングセラーの沐浴剤となっているのが、『持田ヘルスケア』のスキナベーブです。
油分を抑えて滑りにくくなっているため、新生児から沐浴剤として使用可能です。石鹸を使わなくても汚れを落とすことができ、ほんのりとスキナベーブの優しい香りが広がります。肌の乾燥やあせもを防ぐ働きもあるため、肌トラブルを起こしやすい子におすすめです。
【バスクリン】薬用ソフレ ベビーバスエッセンス
日頃起こしがちな肌トラブルを避け、自然な潤いを与えてくれる『バスクリン』の入浴剤です。配合されているアミノ酸が、水中の塩素を除去し軟らかいお湯に変えてくれます。
ホホバオイルや甘草エキス、べにふうき茶エキスなどが配合してあり、ラベンダー油によってほのかに香りを感じることもできます。
おむつかぶれやあせもなどに効果が期待できる入浴剤としておすすめです。安心の無香料、ノンアルコール、無色素、アレルギーテスト済となっています。
【丹平製薬】アトピタ 薬用入浴剤
乾燥肌やかゆみを伴っているときにおすすめなのが、『丹平製薬』のアトピタです。薬局でも身近に見かける入浴剤であり、湿疹やあせも対策にもおすすめです。
自然由来の肌に優しい成分も使用しており、敏感肌の赤ちゃんにも安心して使用できるでしょう。
【ママバター】ナチュラル バスパウダー 無香料
天然の保湿成分であるシアバターを5%配合した、赤ちゃんの肌にしっかりと潤いを与えてくれる『ママバター』の入浴剤です。パウダータイプで溶けやすく、入れてすぐに湯船に浸かることができます。
身体を温める作用のある重曹も使用してあり、家族みんなでぽかぽかに温まることができるでしょう。無香料タイプで、ニオイに敏感な赤ちゃんにとっても快適に使用できます。
【ベビーマドンナ】ベビーバーユマドンナ沐浴剤
生まれたてでも使用できる『ベビーマドンナ』の沐浴剤には、肌に潤いを与えてくれる馬油やももの葉エキスが配合してあります。
厳選された成分によって、肌を優しくいたわりながらケアしてくれる入浴剤です。滑りにくいという特徴もあるため、すばやく沐浴を行うことができます。無着色・無香料である点も安心ですね。
乳液タイプで、デリケートな赤ちゃんの肌をしっとりと洗い上げてくれます。
【アイクレオ】ベビー ベイジングリキッド
粉ミルクを販売している『アイクレオ』から登場した、胎脂に注目して作られた入浴剤です。空気による乾燥から守る役割を持つ胎脂を、入浴剤でしっかり補っていこうという入浴剤になっています。
安心の弱酸性で、一日に何度使用しても肌の負担になることはありません。汗や皮脂などになじみやすい性質を持っているため、すっきり汚れを取り除くことができます。
手早く沐浴を済ませたい、ぬるつきがないため滑りにくいなど、使い勝手の良い入浴剤です。石鹸もすすぎも不要なので、沐浴が快適にできるでしょう。新生児から安心して使用できる入浴剤です。
【coni-coni】ベビタブ100錠入り
悩むことの多いカサカサやブツブツ、かゆみなどを改善してくれる入浴剤が『coni-coni』のベビタブです。着色料や香料などは一切使用していない、安心の無添加入浴剤ですよ。
赤ちゃんが反応する香りがないという点で、リラックスして湯船に浸かることができるでしょう。
安全性の高さから、病院やクリニックでも使用されています。重曹とクエン酸によって、マイルドに洗い上げてくれます。塩素が除去してあるため、目にしみにくく、肌に優しいのが特徴的です。錠剤を浴槽に入れるだけで良いという手軽さも、おすすめポイントと言えます。
【ヴェレダ】カレンドラ ベビーバスミルク
助産師との共同開発により誕生した『ヴェレダ』のカレンドラ ベビーバスミルクは、リラックスできるハーブの香りや植物エキスによる保湿効果が魅力的な入浴剤です。デリケートで荒れやすい肌をしっかり保護してくれる入浴剤として、世界中で愛用されています。
オーガニック配合率95%以上と、素材の一つひとつにこだわって作られた入浴剤です。ヴェレダからはオイルやクリームなども登場しているため、親子で一緒に使えるラインを揃えておくと、家族みんなで肌のケアができるでしょう。
【第一三共ヘルスケア】ミノン 薬用保湿入浴剤
『第一三共ヘルスケア』のミノンは、湿疹や肌荒れの際におすすめのしっとり入浴剤です。敏感肌、肌のカサカサなどをケアするために、保湿成分であるアミノ酸を配合しています。白い粉を吹いたようになってしまうときも、肌の状態を整えることができます。
大人と一緒に入る際にも活用できる入浴剤として、家族みんなで肌のケアができるでしょう。グリーンフローラルの香りが、爽やかさの中にほのかな甘さも感じさせてくれます。敏感な赤ちゃんにとっても不快感を感じにくいレベルの香りです。
【エコストア】ベビースリーピータイムバス
赤ちゃんにも使える入浴剤として、『エコストア』のベビースリーピータイムバスという入浴剤があります。
浴槽に数滴垂らして使用するだけで良いので、赤ちゃんをお風呂に入れる際にも手際よく準備ができるでしょう。ラベンダーとゼラニウムの香りが爽やかで、敏感肌にも安心して使用することができます。
【花王】キュレル
赤ちゃんのデリケートな肌にも使用できる入浴剤として販売されている『花王』のキュレルは、弱酸性、無香料、無着色と、肌に刺激になるような成分は配合されていません。
さらに、アルコールフリー、アレルギーテスト済のため、安心して使用することができますよ。
セラミドやユーカリエキスなどの保湿成分を含み、乾燥した肌をしっとりさせることができます。その他、湿疹などにも効果が期待できる入浴剤であるため、肌トラブルを抱えることの多い赤ちゃんの肌ケアに利用してみてくださいね。
【花王】バブ うるおいプラスホワイトローズの香り
『花王』のバブと言えば、浴槽に入れたときに出てくる炭酸の泡が特徴的でしょう。
炭酸は、大人の疲れた身体を癒してくれる優れものですが、バブは赤ちゃんにも使用できる入浴剤です。そのため、家族みんなでリフレッシュできるでしょう。
あせもや湿疹にもおすすめできるため、バブでリラックスしながら入浴を楽しむことが可能です。ほのかに香るホワイトローズで、心身共にリフレッシュできるでしょう。バブには他の香りもたくさんありますが、その日の気分で効能や香りを選べるのもおすすめです。
【花王】エモリカ 薬用スキンケア入浴液
『花王』のエモリカは、有効成分「米胚芽油」が配合してあり、肌荒れや湿疹、あせもなどに効果が期待できます。
肌をバリアし潤いを与えてくれるセラミドやユーカリエキス、オーツ麦エキスが入っているため、肌をしっとり洗い上げてくれますよ。
乳白色のお湯に、リラックスできるフローラルの香りで、親子での入浴が楽しみになるでしょう。冷え性や肩こり、手荒れなどにも有効なので、大人の人にもおすすめです。乾燥が気になる肌をしっかりケアしてくれる、薬用入浴剤です。
【コラージュ】コラージュDメディパワー 保湿入浴剤
乾燥しやすい肌におすすめの『コラージュ』入浴剤です。
配合されている有効成分によって、潤い成分が肌の奥深くに浸透させることが可能です。お風呂から上がったときに、しっとりすべすべ肌にしてくれます。
お年寄りまで使用できる入浴剤のため、家族みんなで利用できますよ。ボトルには持ち手がついており、浴槽に入れやすくなっているのもポイントです。
大人も赤ちゃんも肌に優しい入浴剤で素敵なバスタイムを
赤ちゃんは、肌がデリケートでちょっとした刺激に敏感に反応することもあります。そのため、大人用の入浴剤や香料がしっかり入っているものなどはおすすめできません。そんなときに活用できるのが、赤ちゃんも大人も使える肌に優しい入浴剤です。
成分を細かくチェックしたうえで納得できる入浴剤を選び、親子でリラックスしてくださいねfv。