小さな赤ちゃんの育児真っ只中のママであれば、赤ちゃんに関わる全てのものを慎重に選びたいですよね。特に、赤ちゃんのデリケートな肌に触れるものには気を配りたくなるのではないでしょうか。ベビーソープもそのひとつです。今回は赤ちゃんのお肌を優しく洗えるおすすめベビーソープ を紹介します。
赤ちゃんのお肌はとてもデリケート
赤ちゃんのお肌と言えば、羨ましくなるほどふっくらとハリがあり、スベスベでずっと触っていたくなるようなもち肌です。
こんなにきめ細やかな肌ならスキンケアなんて必要ないのでは？と思われることが多いですが、実は赤ちゃんの皮膚は大人の3分の1ほどしか厚みがなく、とてもデリケートな状態なのです。
赤ちゃんのお肌の性質を理解しよう
大人の肌の角層では、細胞間脂質と水分、それからNMF(天然保湿因子)が絶妙なバランスを維持しながら、皮脂本来の機能を保てるようになっています。ですが赤ちゃんの場合はその3つの数値が著しく低いため、乾燥しやすいのです。
また、乾燥だけではなく赤ちゃんの肌はよだれや汗、食べ物などの汚れにも敏感に反応し、さらにこれらを拭き取る摩擦でさえも皮膚を刺激してしまうので、ちょっとしたことでも肌荒れの原因になってしまいます。
こういった悩みを解決するためにも、毎日のスキンケアは赤ちゃんのスベスベのお肌を守るために必要不可欠です。使用するベビーソープ にはより一層気を配りたいですね。
ベビーソープの正しい選び方
デリケートで、肌トラブルの絶えない赤ちゃんの肌にとって、毎日使用するベビーソープ選びはとても重要です。しかし、いざドラッグストアやベビー用品ストアに足を運んでも、ベビーソープは本当に種類が豊富でどれを選んで良いのか悩んでしまいますね。
ベビーソープを選ぶ際には、どのような点に注目すべきなのでしょうか？
ベビーソープは全3種類
ベビーソープは大きく分けて3タイプあります。それぞれ使い勝手が違うので、ママや赤ちゃんにあった使いやすいタイプを使用すると良いでしょう。
泡タイプ
泡タイプは、ポンプボトルで泡状のソープが出てくるタイプです。ベビーソープの中で最も商品の種類が多いことからも、泡タイプソープの人気ぶりがうかがえますね。泡立てる必要がなく、ふわふわの泡で優しく赤ちゃんの体を洗える手軽さがポイントです。
生まれたばかりの新生児の沐浴では、首をしっかり片手で支えておく必要があるため、片手で簡単に泡を作れる泡タイプはとても重宝します。
ただしデメリットとして挙げられることは、コスパが悪いことです。液体タイプや固形石鹸タイプに比べるとお値段がやや割高な商品が多い傾向にあります。
液体タイプ
液体タイプは、その名の通り液状のベビーソープです。しっかりと両手で泡立ててから使用しなければならないため、新生児にはあまり適しておらず、お座りができるようになってから使用するのがおすすめです。
メリットは、泡タイプに比べてコスパが良い点と洗浄力が優れている点、保湿成分が多く含まれている点です。デメリットは、泡立て方が足りないとぬるぬるしてしまい、しっかりと洗い流すのに時間がかかる点です。
固形石鹸タイプ
泡タイプや液体タイプに負けず劣らず、根強く支持され続けているのが固形石鹸タイプです。他のタイプと比べて圧倒的にコスパが良い点や、不要な添加物の配合が少ないことがメリットです。
優しい泡で洗うことができ、洗い終わりも肌がつっぱることはありません。無添加の石鹸なら敏感肌やアトピー肌の赤ちゃんにも安心して使えます。
デメリットとしては浴室に置いておくことで水アカが付着したりカビが生えたりなど衛生上の問題があり、他の商品よりも保管方法に十分注意しなければなりません。また、しっかりと泡立てる必要があり、時間がかかるので使いづらさを感じる方も多いようです。
弱酸性と弱アルカリ性の違いは？
ベビーソープには弱酸性のものと弱アルカリ性のものがあります。実際、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは弱酸性・弱アルカリ性それぞれの特徴を説明していきます。
弱酸性
肌に優しい＝弱酸性と認識している方も多いかと思いますが、実際には弱酸性は「肌に優しい」と表現するより、「肌の成分に近い」と表現した方が正しいですね。
肌の成分に近いと低刺激で肌に優しい洗いあがりになります。低刺激である点と、洗っても皮脂だけはちゃんと残して汚れを落としてくれるという点がメリットと言えます。
しかし優しい洗いあがりは、肌に洗剤が残ることが多く洗い残ししやすくなってしまう点があるので、デメリットになることもありますよ。
弱アルカリ性
一方、弱アルカリ性の特徴は、泡立ちが弱酸性に比べ断然良く、泡切れも良いのでしっかり洗い流せるところです。
しかし、赤ちゃんの肌には少々刺激が強いため、アトピーや乾燥肌など敏感肌の赤ちゃんにはおすすめしません。洗いあがりはさっぱりしますが、余計な油分まで洗い落としてしまうこともあり、肌が乾燥しやすいためです。
優しい素材で赤ちゃんの肌を守る
赤ちゃんの肌がとても繊細でデリケートであることは、前述でお分かりいただけたかと思います。赤ちゃんの肌を守り肌トラブルをできるだけ避けるために、赤ちゃんの肌に合った優しい素材を選んであげることが大切です。
そんな素材にこだわるママに多く支持されているのが、無添加やオーガニックの製品です。
無添加素材
ベビーソープに添加物が多く含まれていると、赤ちゃんの肌へのダメージが強くなります。
泡立ちが非常に良い製品や香りの強い製品などは便利ではありますが、その分、添加物が多く含まれていたりすることが多いので、成分配合表記をよく見てから選ぶようにすると良いでしょう。
オーガニック素材
農薬などに頼らない方法で栽培された植物を原料として使っているため、肌に優しく低刺激で、洗い心地も優しいのがオーガニック素材です。価格は少々高く感じるかも知れませんが、赤ちゃんの繊細な肌を優しい素材でしっかり守りたいママにおすすめです。
ベビーソープ人気おすすめ10選を紹介！
ベビーソープの人気おすすめ商品をご紹介します。定番の泡タイプから根強い人気の固形石鹸まで幅広い種類の商品を集めましたので、ぜひベビーソープを選ぶ際の参考にしてみてください。
第10位【ヴェレダ】カレンドラ ソープ
ベビー専用ではありませんが、『ヴェレダ』が敏感肌・赤ちゃんの肌に合うよう開発した石けんです。
目にしみにくい優しい泡で、汚れは落としますが赤ちゃんの皮脂を落としすぎず、ふんわり洗います。香りの良さも評判で、固形タイプと液状タイプがあり好みに合わせて使えるのも魅力的です。
第9位 【エルバビーバ】ベビーボディウォッシュ
『エルバビーバ』は妊婦さんや生まれたての赤ちゃんに優しいオーガニック素材の原料を採用しているブランドです。
液体タイプの「ベビーボディウォッシュ」は、オーガニック原料であるローマカミツレ花油やアロエベラ液汁などを配合した保湿成分たっぷりの泡が、赤ちゃんを優しく洗い上げます。柑橘系のフレッシュな香りが、洗う側のママの気分も癒してくれると好評です。
第8位【ピジョン】薬用全身泡ソープ ももの葉エキス配合 本体 450ml
商品名にもなっている桃の葉エキスが、あせもや乾燥など赤ちゃんの肌トラブルにしっかり作用してくれる泡タイプのベビーソープです。
薬用の泡があせもの原因になる汚れをしっかり落としてくれますよ。お風呂上がりに桃の葉ローションを使用するとあせも対策への効果が高まります。
第7位【ドクターシーラボ】ドクターシーラボ ベビーソープ 500ml ベビースキンケア
トラブルのおきがちな赤ちゃんのデリケート肌を弱酸性の優しい泡で洗い上げます。髪から顔、身体まで全身使える泡タイプのベビーソープでコスパも良好です。
保湿成分のヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンを配合しているので乾燥しがちな赤ちゃんの肌をしっかり保湿してくれますよ。
第6位【ミヨシ】 無添加泡で出てくるベビーせっけん
ナイーブな赤ちゃんの素肌を守る優しい無添加の泡タイプソープです。
多くのママが心配する香料や着色料、防腐剤などの添加物は含まれておらず、洗い上がりもしっとりしていて保湿効果もしっかりあります。さらにコスパも良いのでリピートしやすい低コストも特徴のひとつです。
第5位【ジョンソン】ベビーうるおい全身シャンプー
『ジョンソン』の泡タイプベビーソープは、水と同じくらい低刺激が魅力です。まだ上手にまばたきをして異物の混入を防ぐことが難しい赤ちゃんは、シャンプーが目にしみて洗髪を怖がることもしばしばです。
そこでジョンソンは、目に入ってもしみない低刺激を実現しました。オリーブ葉エキスやビタミンEなどの天然由来の成分を配合しており、乾燥や肌トラブルを防ぎます。
第4位【和光堂】ミルふわ 全身ベビーソープ泡タイプ ミルふわベビーせっけん
オリゴ糖やリン脂質を母乳にも含まれる成分を配合した赤ちゃんの体に優しいベビーソープです。さらにイノシトールやセラミドを配合することで、肌から水分を逃がさずしっかりと保湿してくれます。皮脂を奪いすぎないクリーミーな弱酸性の泡が赤ちゃんの体を優しく洗い上げます。また、泡切れが良いのでさっと洗い上げたらOKなのも忙しいママに魅力的です。
第3位【太陽油脂】パックスベビー ソープ （枠練り）パックスベビー ベビーソープ
固形石鹸派のママに密かな人気を誇っているパックスベビーの固形石鹸です。
マカデミアナッツ油やハイオレックヒマワリ油などの優しい植物性油をふんだんに配合したナチュラルな石鹸で、一度泡立てればふんわりとした泡ができ、赤ちゃんの肌への摩擦を抑え、優しく洗い上げます。しかも少量の使用でも泡もちが良いのでコスパも申し分ありません。
第2位【丹平製薬】アトピタ保湿全身泡ベビーソープ
赤ちゃんの肌トラブルを防止し、皮脂を落としすぎることなく優しく洗える泡ベビーソープです。天然成分であるヨモギエキスが赤ちゃんの肌をしっとり保湿してくれるので、乾燥やアトピーなどの肌荒れに悩む敏感肌の赤ちゃんにも安心して使えます。
頭から足まで全身に使える優しい全身ソープですが、お風呂上がり用の保湿クリームも発売されているので、併せて使用すれば保湿効果もさらに持続させることができるのでおすすめです。
第1位【サラヤ】arauアラウ.ベビー 泡全身ソープ
きめ細やかで優しい泡が赤ちゃんの肌を優しく包みこみ、ふんわりした泡が摩擦を軽減してくれる泡タイプのベビーソープです。
無添加の優しい素材な上に保湿効果のあるシソ葉エキスとローズマリー葉エキスを配合しており、洗いあがりがなめらかです。泡切れが良く、余分なすすぎが不要なので肌に優しく、時短にもなってママにも赤ちゃんにも嬉しい商品です。
おすすめソープで赤ちゃんにも快適なバスタイムを
昨今では各メーカーから様々な商品が展開されており、使用している成分や特徴は本当に多種多様です。
そしてもちろん赤ちゃんの肌も1人ひとり違います。使い勝手が良いと感じる点も人によって異なるので、使用する自分にも赤ちゃんにもぴったりのベビーソープを見つけましょう。インターネットで実際に使用した方のレビューなどを見て参考にしても良いかもしれませんね。