オーガニック石鹸を扱う人気ブランド14社からおすすめ商品をご紹介!普通の石鹸との違いとは?

>私たちのお肌は、紫外線や乾燥した空気、またメイクなどのスキンケア用品に含まれる添加物によって絶えずダメージを受けています。そんなお肌を優しく洗顔して、生き返らせる手助けをしてくれるのがオーガニック石鹸です。今回は、オーガニック石鹸の特徴とおすすめしたいブランドの石鹸をご紹介します。

オーガニック石鹸とは?

普通の石鹸と何が違う?

オーガニック石鹸のいちばんの特徴は、石油系の合成成分や着色料といった、お肌に刺激を与える成分が入っていないことです。農薬や化学肥料を使わない有機栽培で採取した植物の力で、肌にダメージを与えず、しっかりと洗浄し、ハリツヤを取り戻す効果があります。

どうやって見分ける?

日本にはまだ存在しませんが、海外には、コスメ製品に対するオーガニック認定がいくつかあります。その認定マークを見ればオーガニック石鹸であるということがわかりるようになっています。

「無添加」「天然由来」と謳っているものでも、それが一部の原料のみに対するものであったり、化学成分が添加されていたりする場合もあるので、購入するときは全成分を確認するのが良いですね。

プレゼントに喜ばれる!おすすめブランド9社のオーガニック石鹸

【Moksa ORGANIC(モクサ オーガニック)】フェイス&ボディバー ソープ

『Moksa ORGANIC(モクサ オーガニック)』は、アメリカ、フロリダ州発の地球環境をテーマにしたオーガニックブランドです。

「フェイス&ボディバー ソープ」は、原料から商品化する全ての工程において、地球環境を意識して製造されており、パラベンなどの保存料や、合成物質、人工香料が一切使用されていません。

オリーブオイル、ココナッツオイル、シアバター、エッセンシャルオイルなど、USDA認定のオーガニック原料からできています。安全品質を確保するために、ハンドメイドで丁寧に作られているのも特徴で、製品に対するこだわりを伺い知ることができます。

9種類の石鹸が展開されており、どれも独特で、香り豊かなものばかりなので、選ぶのに迷ってしまいそうですね。

【Melvita(メルヴィータ)】ビオソープ ローズ&アカシアハニーソープ

『Melvita(メルヴィータ)』は、1983年にフランスで生まれたオーガニックコスメブランドです。厳選したオーガニックの植物成分を使った、スキンケア、ボディケア、フレグランス商品などを製造・販売しています。

ほぼ全ての製品が国際的なオーガニック認証ECOCERT(エコサート)を取得しており、オーガニックコスメのパイオニアブランドとして確立しています。

「ビオソープ ローズ&アカシアハニーソープ」は、フレッシュなローズな香りが心地良く、なめらかな泡が、肌をやさしく洗い上げてくれます。このほかにも、レモンやオレンジなど、ナチュラルな香り豊かな4種類の石鹸を展開しています。

【NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)】ワイルドローズソープ

『NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)』はご存知の方も多い、イギリスの老舗オーガニックブランドです。

高品質で高機能な製品に定評があり、なかでも「フランキンセンス インテンスクリーム」は、2014年には日英ベストコスメ14冠を受賞するなど、その実力を物語っています。

「ワイルドローズソープ」は、イギリスのオーガニック認証機関である「ソイルアソシエーション」の認定を受けた石鹸で、ココナッツオイルベースにシアバターやグリセリンが配合された、ローズの香り豊かな商品です。

ゼラニウムやイランイランなどの香りにも癒され、身体はもちろんのこと、顔もしっとりと洗い上げてくれます。

【Naubles Soap(ナーブルスソープ)】ナーブルスソープ

『Naubles Soap(ナーブルスソープ)』は、パレスチナ生まれの石鹸ブランドです。

この石鹸は、ナーブルスソープカンパニーを1611年に立ち上げたトゥベレ氏が、先進国向けに開発したとされる最高級の品質を持つ商品で、栄養価の優れたオレイン酸や天然の保湿成分を含む、パレスチナの食用ヴァージンオリーブオイルを原料として作られています。

オーガニック認証ECOCERTを取得しており、全世界では年間500万個以上の石鹸が使用されているなど、世界中で話題を呼んでいます。日本では2017年に販売が開始され、美容情報番組でも紹介されました。

全部で19種類の石鹸が展開されていますが、日本で現在発売されているのは、「ナチュラルオリーブオイル」「タイム」「死海の泥」「ぶどう」「アボカド」の5種類のみです。日本でも全ての種類を購入できる日が来るのが待ち遠しいですね。

ソープディッシュと一緒になったギフトセットなども販売されているので、プレゼントにも喜ばれそうです。

【CENTIFOLIA(センティフォリア)】ジャルダン石鹸

『CENTIFOLIA(センティフォリア)』は、フランス西部で家族経営から始まったナチュラルケアブランドです。安全で安価、使いやすい商品に焦点を置いた製品は、ECOCERTやCOSMEBIOなどの認証も受けており、2015年にはフランスの優秀コスメガイドに選ばれるなど、オーガニック製品のパイオニアとしての地位も確立しています。

「ジャルダン石鹸」は、シアバターをベースに、ヒマワリオイルやエッセンシャルオイルが配合された商品で、お肌をしっとりもちもち肌に導いてくれます。

香りは、シナモン・オレンジ、ラベンダー、レモンバーベナ、カレンデュラ、パチョリの5種類が展開されており、それぞれ癒しを与えてくれる、やさしい石鹸です。

【simply soaps(シンプリーソープス)】LC ラベンダー&カレンデュラソープ

G_40_1, オーガニック 石鹸 ブランド

・画像引用:simply soaps

『simply soaps(シンプリーソープス)』の石鹸は、イギリス生まれの100%ナチュラルハンドメイドソープで、使用感と環境を守ることにこだわりをもつ製造方法が特徴のひとつです。

環境への負荷が少ない、イギリス伝統のコールドプロセス製法によって作られており、パッケージにも、土に帰ることのできる再生可能な植物性プラスチックを使う、また商品の輸送時にもカーボンオフセットを行うなど、徹底しています。

パームオイルやハーブなどの特徴が活かされたハンドメイドソープは、見た目はシンプルですが、ひとつひとつ風合いが異なり、作り手のやさしさが伝わってくるようです。

種類は「ラベンダー&カレンデュラ」を含む計7種類で、どれも豊かな泡立ちとしっとり潤う使用感が魅力的な石鹸です。

【AVEDA(アヴェダ)】ローズマリーミント バス バー

『AVEDA(アヴェダ)』は、美、健康、地球環境に重点を置き、花や植物のもつ生命力を活かしたスキンケア、ヘアケア製品を中心に展開するアメリカのブランドです。インドのアーユルヴェーダを取り入れた製品は、肌に加え髪の毛や心にまでアプローチします。

また製品だけでなく、サロンやスパなどの店舗展開により、ホリステヒックなサービスを提供しています。

「ローズマリーミント バス バー」は、オーガニック原料のローズマリーとペッパーミントの香りが清々しく、少し刺激的にも感じる石鹸です。泡立ちも良く、すっきりとした洗い上がりがストレスも吹き飛ばしてくれそうですね。男性へのプレゼントにもおすすめです。

【WELEDA(ヴェレダ) 】カレンドラソ-プ

『WELEDA(ヴェレダ)』は、スイス生まれのオーガニックコスメブランドで、スキンケア商品のほか、ボディケア、ヘアケア、オーラルケア、フレグランス用品と、幅広い製品を展開しています。

前身の会社が医薬品の開発をしていたこともあり、化粧品においても、薬と同等の厳格な基準に沿って製品開発が行われています。原料には、オーガニックやバイオダイナミック農法で育てられたものを使うというこだわりがあり、赤ちゃん向けの製品に人気が高いのも特徴のひとつです。

「カレンドラソープ」は、古代から肌荒れ予防などに使用されてきた「カレンドラ」というキク科の植物を原料とした石鹸で、デリケートな肌や赤ちゃんの肌にも使えるやさしい全身用石鹸です。

肌はしっとりなのに、洗い上がりはすっきりとする使用感で、置いておくだけでリラックスできる香りが広がるのもうれしいポイントですね。

【Dr.Bronner’s(ドクターブロナー)】マジックソープバー

『Dr.Bronner’s(ドクターブロナー)』は、アメリカ・カリフォルニアに生まれたオーガニックソープブランドです。しかし、その石鹸づくりの歴史は古く、1858年から石鹸づくりが始まったといわれています。

有機栽培で作られたオーガニック原料と、地球環境への配慮にこだわりをもつブランドで、2000年以降は、全米で売上トップのナチュラルソープブランドとして愛されています。

「マジックソープバー」は、オリーブオイルやココナッツオイルを原料とした、肌にやさしい固形型石鹸で、その原料は、USDAなどのオーガニック認定を取得しています。

合計11種類の豊富なフレグランスは、バスタイムが楽しくなる爽やかな香りばかりで、なかには、赤ちゃんにも使える敏感肌用の無香料のものもあります。きっとお気に入りの香りが見つかるはずです。

国産もある!日本で作られるブランド5社のオーガニック石鹸

【RUHAKU(琉白)】月桃クリアソープ

G_40_2, オーガニック 石鹸 ブランド

・画像引用:RUHAKU

『RUHAKU(琉白)』は、沖縄の自然の恵みを活かした、スキンケア製品を中心とする国産のオーガニックコスメブランドです。日本で初めてECOCERT認証を取得したブランドとしても知られています。

「月桃クリアソープ」は、昔から、沖縄で洗顔や洗髪などに使われてきた「クチャ」と呼ばれる天然のクレイ成分や、美肌効果の優れた月桃葉ハーブを原料につくられているのが特徴です。

余分な皮脂汚れのみを落とせるように開発された石鹸は、肌への負担を最小限に、毛穴の奥の汚れを濃密でクリーミーな泡で落としてくれますよ。

【amritara(アムリターラ)】シャボンフェアリーフォレスト

『amritara(アムリターラ)』は、九州の農園で採取されるハーブや、世界中から厳選した植物を原料に、化粧品やサプリメントなどを開発・販売する国産オーガニックコスメブランドです。

独自の厳格な基準を設け、ナチュラルな方法で、心身の健康と美しさを保つための製品を作っています。

「シャボンフェアリーフォレスト」は、主成分であるオイルに特にこだわった上質な石鹸です。熱を加えないコールドプロセス製法が採用されており、しっとりとした洗い上がりは、まるで美容液のように身体をいたわってくれます。

【do organic(ドゥーオーガニック)】モイスチャーバー(化粧石けん)

『do organic(ドゥーオーガニック)』は、有機玄米、黒大豆など、古来より日本女性になじみのある美容食材を主原料として、スキンケア製品を展開するコスメブランドです。日本人の肌に合わせて作られた製品は、ハリのある美肌をキープするエイジングケアコスメとしても人気です。

「モイスチャーバー」は、豊富に含まれた有機米ぬかパウダーのスクラブ効果で、汚れをしっかり落としながら、つっぱりのないすべすべのお肌へ導いてくれる石鹸です。ブレンドされた8種類のエッセンシャルオイルの香りも、リフレッシュ感があり、とても爽やかですよ。

【antianti organics(アンティアンティ オーガニクス)】オーガニックオットーローズ&ローズウォーターソープ

G_40_3, オーガニック 石鹸 ブランド

・画像引用:antianti organics

『antianti organics(アンティアンティ オーガニクス)』は、特別な水と最高級の花を使った、天然材料の製品を展開するオーガニックコスメブランドです。スキンケア、ヘア&ボディケア、フレグランス製品などを開発しており、USDAのオーガニック認証も取得しています。

「オーガニックオットーローズ&ローズウォーターソープ」は、ローズの花がなんと約500輪分も配合されたハンドメイドソープで、12週間かけて作り上げられた贅沢な商品です。

使うと、くすみが抜けてお肌が明るくなる効果もあります。少し高価ではありますが、ぜひ一度使ってみたいアイテムですね。

【THREE】エミングソープ

『THREE』は 2009年に株式会社ACROから生まれたコスメブランドです。自然の恵みを活かしたスキンケア、ボディケア、メイクアップ製品などを開発しており、製品に含まれる植物油や天然油脂はオーガニック認定を受けています。

「エミングソープ」は、天然由来成分100%の石鹸です。植物エキスが贅沢に使われており、なめらかできめ細かな泡が、古い角質や毛穴の汚れを吸い出すように洗い流してくれます。洗顔後は肌に透明感が出て、すべすべのお肌に近づけますよ。

お肌をいたわるオーガニック石鹸!お気に入りのブランドを見つけて

お肌にやさしいうえに地球環境も大切にしてくれるオーガニック石鹸は、海外では女性だけでなく男性にも注目されています。ブランドによって成分など特徴は様々ですが、お気に入りのブランドを見つけて、プレゼントしたり、また自身の美容に活用してくださいね。