ボディスクラブとは、古くなった角質を落としてスベスベな肌へと導いてくれるバスアイテムです。しかし、同じボディスクラブでも種類があり、肌の状態や肌質によって選ぶべきスクラブは異なります。今回は、おすすめの塩ボディスクラブをランキング形式でお届けしますので、ボディスクラブを購入しようと考えている方は参考にしてください。
ボディスクラブは4種類ある
皆さんは、ボディスクラブが大きく4種類に分かれているのをご存知でしょうか?それは「ソルトスクラブ」「シュガーズクラブ」「重曹スクラブ」「天然由来成分スクラブ」です。それぞれの特徴についてご紹介します。
塩(ソルト)
「ソルトスクラブ」とは、名前の通り「塩」が主原料のスクラブです。塩は粒子が大きく固いため、肘や膝、かかとなどの古く硬くなった角質を取り除いてくれます。
ソルトスクラブは多くの方に使用されていますが、注意したいのが使用する部位です。皮膚が薄く弱い部分(顔や脇、デリケート部分など)に使用することは避けましょう。
同じソルトスクラブでも、皮膚が薄い部分には「フェイス用」など専門的に作られているものを使うことをおすすめします。
砂糖(シュガー)
「シュガースクラブ」は、「砂糖」を主原料にして作られているボディスクラブです。砂糖は塩に比べて粒子が細かく柔らかいため、肌が弱い方におすすめします。そして、シュガースクラブは、顔や脇など皮膚の薄い部分にも使用できるのが特徴です。
また、砂糖にはもともと「保湿効果」があるとされています。そのため、ソルトスクラブを使用してみて肌の乾燥が気になった方は、シュガースクラブに変更してみましょう。
シュガースクラブの肌を保湿してくれている感覚は、クセになってしまう方も多いはずです。
重曹
「重曹スクラブ」は、重曹が主原料のボディスクラブです。重曹と聞くと「掃除に使う、あの重曹?」と驚く方もいるかもしれませんが、重曹には非常に高い洗浄力があります。その洗浄力を利用したのが重曹スクラブです。
重曹スクラブは、毛穴の汚れや角質を落としてくれるため、ニキビの予防として使用している方も多いのではないでしょうか。しかし、注意していただきたいのが使用頻度です。
洗浄力が強いため、毎日使用してしまうと肌の乾燥の原因になってしまいます。週に一回程度の特別なケアとしてなら、重曹スクラブがおすすめです。
天然由来成分
「天然由来成分スクラブ」は、トウモロコシや小豆、米ぬか、コンニャクなどの天然素材で作られているボディスクラブです。
洗浄力は少し弱まりますが、肌に優しい洗い心地で天然成分の香りも楽しむことができます。天然由来成分は、シュガースクラブと同じで粒子が細かいため、顔などのデリケートな部分にも使用可能です。
敏感肌やオーガニックにこだわる方におすすめします。
ソルトスクラブを選ぶときの3つのポイント
ソルトスクラブを選ぶときには、以下3つのポイントを意識して選びましょう。
香りで選ぶ
ボディスクラブには様々な香りが付けられています。1日の疲れを癒すバスタイムには、ご自身好みの香りを見つけると良いですね。
嫌な出来事を忘れて爽快な気分になりたい方には「柑橘系やミント系」、リラックスして癒しを求めている方には「ラベンダーなどのフローラル系」、異国のような香りを楽しみたい方には「スパイシー系」などがおすすめです。
ボディスクラブを使用するのが初めてで、どの香りを選んだら良いかわからない方は自分の好きな香りが見つかるまで「無香料」を試してみるのも良いでしょう。
どのような香りか分からずに購入してしまい、もしも自分とは相性の合わない香りだった場合、ボディスクラブ自体に苦手意識を持ってしまうかもしれません。
「好きな香りが分からない」「香り自体が苦手」という方は、日常生活の中で自分の好みの香りを見つけてからボディスクラブを購入すると良いですね。
保湿成分配合のものを選ぶ
ソルトスクラブを選ぶ際には、保湿成分が配合されているものなのか成分表をチェックしてから購入しましょう。
冒頭でもお伝えした通り、ソルトスクラブは塩の粒子が大きく固いのが特徴です。固い粒子で古い角質を削ぎ落としますが、角質が剥がれると肌は乾燥しやすくなります。
ソルトスクラブの中に保湿成分が含まれていると、角質を削ぎ落としてくれるのと同時に肌の保湿も叶えてくれるのです。ソルトスクラブに含まれる保湿成分には、はちみつ・ホホバオイル・シアバター・植物オイルなど、多くあります。
肌の乾燥は老化や皮剥け、ニキビの原因にもなりかねません。しっかりと保湿しながら古い角質を削ぎ落としてくれるソルトスクラブを探しましょう。
ボトルかチューブかで選ぶ
ボディスクラブには、主にボトルタイプかチューブタイプのものがあります。ボトルタイプは、自分の手で適量をすくい上げてスクラブを取り体に塗っていきます。一方、チューブタイプのスクラブは、手で押した分だけスクラブが出てきます。
体のような面積の広い部分に使用したいと考えてスクラブを購入する場合は、ボトルタイプの方が一度に多量のスクラブを取ることができるため便利です。
ただし、ボトルタイプのスクラブは濡れた手でスクラブをすくい上げる方が多く、ボトルの中に水が溜まってしまうことがあります。そのまま放置しているとスクラブが溶けてしまい、カビなどの原因になるかもしれません。ボトルタイプのボディスクラブを使用する際には注意してくださいね。
反対に、顔や脇などの面積の狭い部分に使用する場合には、チューブの方が使いやすいはずです。チューブタイプは、チューブを押してスクラブを出すため中に水が入ることがありません。
どの部分に使用するのかをしっかりと考えながら選びましょう。
人気のボディスクラブ【塩】10選
ここからは、塩を原料として使用しているソルトスクラブに限定して、おすすめのボディスクラブをご紹介しましょう。先にご紹介した「ソルトスクラブを選ぶポイント」を意識して、自分好みのスクラブを見つけてくださいね。
第10位【JUCY SALT】ボディスクラブ ローズ
『JUCY SALT』から発売されているボディスクラブは、お湯を加えると泡立つ商品です。そのため、ボディスクラブとしてマッサージした後に、ボディソープとしても使用することができます。
ボディソープとボディスクラブの両方を使用するのが面倒という方にぴったりですね。
スクラブ成分として塩の他に「AHA(アルファヒドロキシ酸)」というエステでも使用されている成分も配合されているのが特徴です。保湿成分としては、豆乳発酵液やグリセリンが含まれていますよ。
第9位【Laline】ボディスクラブ500gチェリーブロッサム
アラビア半島にある巨大な湖「死海」の塩を使用したソルトスクラブです。ブドウ種子油やアボカド油など美肌効果の高いキャリアオイルが使われているため、マッサージ後の生まれ変わった肌に驚く方も多いでしょう。
香りはなんと11種類もあります。チェリーブロッサム・ストロベリーミルク・オーシャン・レモングラスバーベナ・ココナッツバーベナ・ムスクなど、風変わりな香りを楽しむことができます。11種類も香りがあるので、使い終わったら別の香りを堪能できますね。
第8位【セブンビューティー】<シエル> ソルトソープ グレープフルーツ
『セブンエステ』からは、塩の粒をしっかりと感じられるボディスクラブが登場しています。「シエルソルトソープ」はソープという名前がつけられている通り、洗浄成分も配合されているため、そのまま体の汚れも落としてくれるのが特徴です。
エステで業務用としても使われており、内容量が多いのにリーズナブルな価格で続けやすいですよね。また、コラーゲン入りやプラセンタ入りなど、自分の求めている効果によって選べます。
第7位【サンタフェ】星野家の塩
『サンタフェ』から発売されている「星野家の手作りマッサージ塩」は、全身に使用できるソルトスクラブです。文字通り全身なので、髪の毛や頭皮のマッサージとしても使用できます。頭皮マッサージをする際には、少量のお湯でペースト状にしてから使うことをおすすめします。
保湿成分として蜂蜜やオリーブオイルが配合されているので、仕上がりはしっとりスベスベです。エステやリラクゼーション施設でも使用されている人気の高いソルトスクラブだと言えます。
第6位【エステニー】エステニー ホット・マッサージュ(ウルトラスーパーハード)
『エステニー』の「エステニー ホット・マッサージュ(ウルトラスーパーハード)」は、温感のあるソルトスクラブです。なお、温感の正体は「唐辛子エキス」と「しょうが根エキス」です。
天然成分にこだわる方におすすめなボディスクラブと言えます。体を温めることによって血行促進の効果が期待できるので、体が凝り固まる冬にも使いたいですよね。
また、ゴリゴリとマッサージできるように、「焼丸塩」と「大粒塩」がミックスされています。硬い角質にお困りの方はぜひお試しください。
第5位【ジューシィクレンズ】ジューシィクレンズ ボディソルト シトラス
『ジューシィクレンズ』から保湿成分たっぷりの「ジューシィクレンズ ボディソルト シトラス」の登場です。
ジューシィクレンズのボディソルトは、コールドプレス製法の保湿成分である「アルガンオイル」や、グレープフルーツ果実エキス・ニンジン根エキス・シークワーサー果実水・レモンエキスの4種の天然保湿美容成分が配合されています。
ソルトスクラブだからこそ、たっぷりの保湿・美容成分でスクラブを使用した後の肌に潤いを与えているのです。
チューブタイプのスクラブなので、中に水分が入ることなく衛生的に使えます。
第4位【LEAF&BOTANICS】LEAF&BOTANICS ボディスクラブ ソルト
オーガニックのバスグッズで人気な『LEAF&BOTANICS(リーフ&ボタニクス)』から発売されているソルトボディスクラブです。
『LEAF&BOTANICS』のソルトスクラブには、塩の他に、乾燥させて砕いたクルミの殻が配合されています。しっかりと角質を取り除いてくれるように、しかし肌を傷つけないように殻の形を整えているのが特徴です。
同じシリーズでシュガースクラブもあるため、肌が弱い方はシュガースクラブを選んでみても良いですね。
第3位【クラランス】スムージング ボディスクラブ
『クラランス』のボディスクラブは、肌の弱い方でも使用できるほどの優しい作りとなっていてロングセラー商品です。
肌に刺激を与えにくいクリーム状のスクラブで、保湿成分としてシアバターを配合しています。またカンゾウエキスやミモザなどの植物成分が配合されているので、健やかな肌へと導いてくれるはずです。
敏感肌や、ニキビができやすい方にもおすすめのソルトスクラブだと言えます。
第2位【AQUA SAVON】アクア シャボン スパコレクション ボディスクラブ ゆずスパの香り
『AQUA SAVON(アクアシャボン)』のボディスクラブは、塩と砂糖を混合して作られているボディスクラブです。厳選された15種類のボタニカル成分で、健康的な肌に導きます。
また、まるで香水のような芳醇な香りをお風呂の中で楽しむことができるため、普段から香水をつける方、香水が好きな方におすすめのボディスクラブです。
第1位【サボン】ボディスクラブ パチュリ・ラベンダー・バニラ
『サボン』は、バスグッズで絶大な人気を得ているバスブランドです。そのような人気ブランドの『サボン』からボディスクラブが発売されています。
死海の塩でしっかりと角質ケアをすると同時に、アーモンド・ホホバ・ボラージなどの保湿効果の高い天然オイルを配合しているため、しっとりした仕上がりがクセになると話題です。
さらに、9種類の香りがあるため、リピートして購入したい方にとっても嬉しいですよね。
塩ボディスクラブの使い方!週1〜2回のペース
ソルトスクラブの使い方は簡単です。かかとや膝などのガサガサしている部分に、ソルトスクラブを適量乗せて円を描くようにして撫でながら洗います。
そのあとはシャワーでよく洗い流してください。ご自身のお好みの香りが付いているスクラブを選んでいる方は、香りで癒されてくださいね。
そして、ボディスクラブを使用する頻度は、「週1〜2回」のペースに留めることをおすすめします。
冒頭でご紹介した4種類のボディスクラブ全てに当てはまることですが、ボディスクラブとは肌の古くなった角質を落とすためのものです。毎日のようにボディスクラブを使用してしまうと、古くない角質まで剥がしてしまい、肌の乾燥の原因になってしまいます。
ボディスクラブを使用した後のお肌はツルツルで気持ちが良いですが、毎日ボディスクラブを使用するのは肌の負担になりますので控えましょう。
ソルトスクラブブの手作り方法
最後に、ソルトスクラブを手作りしたいという方向けに、ご自宅でも簡単に作れるソルトスクラブの作り方をご紹介します。一度材料を購入するとなくなるまで何度でも作れるため、コストパフォーマンスは良いはずです。
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【材料】
- 天然の塩(砂糖でも可)…大さじ4
- キャリアオイル(オリーブオイルやホホバオイルなど)…大さじ2
- 精油…6滴程度
- 容器
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【作り方】
- 塩とキャリアオイルを良く混ぜ合わせる
- 精油を垂らして香り付けをする
- 良く混ざったら保存容器に移す
はじめに、容器をアルコール消毒してよく乾かしておくと良いでしょう。
そして、材料の天然塩とキャリアオイルを混ぜ合わせます。「キャリアオイル」とは、単体でマッサージに使用されたり、精油をキャリアオイルで薄めてアロママッサージに使用されたりするものです。
キャリアオイルを混ぜることで、肌へのなじみや使い心地が良くなります。
塩とキャリアオイルを混ぜ合わせたら、次に精油を垂らして香り付けを行いましょう。精油は、自分好みの香りを使用するとより愛着が湧きますよね。最後に保存容器に移して完成です。
材料に保存料などを含んでいませんので、作ったソルトスクラブは1ヶ月程度で使い切りましょう。また、上記でご紹介した材料は約1回分の量ですが、大量に作って家族で使っても良いですね。
塩のボディスクラブを使って角質除去しよう
今回は、ソルトスクラブについて詳しくご紹介してきました。ソルトスクラブを選ぶ際は、保湿成分が配合されているか成分表でチェックすることが重要です。また香りや容器などは、自分の使いやすい方を選んでくださいね。
ソルトスクラブ固くなった角質をしっかりと落とし、つるつる肌を手に入れましょう。