神経痛のズキズキとした痛みを解消するために温泉地を訪れることはおすすめの方法ではありますが、頻繁に温泉に行くのは、時間的にも金銭的にも難しいという人が多いでしょう。そこでおすすめなのが、神経痛に効果が期待できる入浴剤です。
神経痛に入浴剤が効果的な理由とは
血流が悪くなると、体に痛みやむくみ、冷えなどの不調が起こります。そして、この冷えが痛みに対する感受性を高めるといわれ、神経痛を助長する原因となっています。
神経痛を和らげるには体を芯から温めて、血流を改善することが大切です。なお、温めるのは特定の部位だけでも問題ありませんが、できれば全身を温めるのがベストです。
温泉は毎日通えません。しかし、入浴剤であれば毎日の入浴時に使用することができます。神経痛は、一度温かいお風呂に入ったからといって改善できるものではありません、継続して使用することで、冷え性が改善され、結果として、神経痛の改善に繋がります。
神経痛対策におすすめの入浴剤TOP10
第10位【彩生舎】薬用入浴剤DRアロマバス エミリネーション
画像引用:彩生舎
医師との共同開発により生まれた『彩生舎』の入浴剤です。合成系色素やタール系色素などは一切不使用であり、質の高い天然のエッセンシャルオイルのみを使用して作られています。
このシリーズは様々なタイプが用意されていますが、その中でも神経痛に悩む人におすすめなのが、「エミリネーション」です。
「酢酸リナリル」含有量が多い真正ラベンダーとプチグレン、ベルガモットの3つの精油を配合して作られており、冷えの改善が期待できるため、神経痛にお悩みの方にぜひ使用していただきたい商品です。
また、「カリエンテーション」も、ラバンジンとカモミール(ローマン)、レモンの精油を配合しており、冷えによる神経痛が気になる方におすすめです。
第9位【未来健医研究所】kankai カンカイ
2000種類もある生薬の中から甘草(カンゾウ)と生姜(ショウキョウ)、茯苓(ブクリョウ)、十薬(ジュウヤク)、当帰(トウキ)の5種類を配合して作られた、『未来健医研究所』の生薬とローズの香りがする薬用入浴剤です。
生薬100%で作られている入浴剤のため、石油系界面活性剤や紫外線吸収材、シリコン、アルコールなどの成分が一切使われていない点も特徴のひとつで、長期にわたり安心して使用することができます。
第8位【あしたるんるんラボ】薬用入浴剤 るんるんの湯(もと)
『あしたるんるんラボ』の入浴剤は、「湯の花」エキスを配合しているので、本格的な温泉を自宅で再現することができる商品です。
少しとろみがあるお湯なので、湯上がりにも体の温かさが持続しやすく、温泉気分を味わいたいときにおすすめです。
第7位【新日本水素】水素のめぐり湯
水素専門店『新日本水素』により作られた、自宅のお風呂で水素風呂を楽しむことができる入浴剤です。
この入浴剤は、熱を発生させることなく、約8時間水素が持続するため、家族全員が時間差で入浴しても、皆が吸気や肌から体の中に水素を取り入れることができるのが特徴です。
さらに、水素以外にもお肌の健康・美に嬉しい成分であるコラーゲンやシリカ、グリシンが配合されており、たった15分間お風呂につかるだけで、それらの効果を得られるといわれています。短時間で効果が実感できるため、長湯が苦手という方にもおすすめの1品です。
第6位【高陽社】パインハイセンス
エッセンシャルオイルでもある松葉油(パインニードルオイル)と、保温効果を高めてくれる成分を数種類配合して作られた『高陽社』の入浴剤です。
鎮痛・鎮静作用や抗炎症作用が期待できることから、神経痛やリウマチ、冷え性など約16種類の効能がうたわれています。
また、香りによるリラックス効果と相まって、温泉につかっているような気分で味わえるのも嬉しいポイントです。
第5位【花王】バブ温もり和果
炭酸水素ナトリウムや炭酸ナトリウムの温泉成分が含まれているので、炭酸力によりぬるめのお湯でも温かさが持続します。そのため、じっくりと体を温めることができ、リラックスしながら神経痛の緩和も期待できます。
また香りは、日本で昔から親しまれている4種類の果物を再現しているため、気分にあわせてお好みの香りを選べるのも『花王』の入浴剤の嬉しいポイントです。
各入浴剤の特徴は以下の通りです。
- ゆずはちみつの香り
甘酸っぱいゆずの香りと甘いはちみつの香りで、ほっこりと落ち着くスイートオレンジの湯色を楽しむことができます。 - かりん生姜の香り
完熟のかりんとほのかな生姜の香りに加え、フレッシュイエローの湯色を楽しめます。 - きんかんの香り
温かい日差しによりジューシーに育った、摘みたてのきんかんをイメージしています。ナチュラルイエローの湯を楽しむことができますよ。 - 完熟りんごの香り
甘い蜜とほんのりした酸味がある赤いりんごの優しい香りがします。ファインレッドの湯が、元気を与えてくれそうです。
第4位【自然の森製薬】黄金湧泉
有名温泉「二股ラヂウム温泉」のある、北海道二股地方の天然岩盤粉末を使用して作られた『自然の森製薬』の入浴剤です。
二股ラジウム温泉はアメリカのイエローストーン温泉と同じく炭酸カルシウムが約95%の高濃度の湯の花が使用されているため、保温効果が期待できるのが特徴です。
この入浴剤はにごり湯タイプため、温泉のような雰囲気を楽しめるうえ、天然成分のみを使用した「無添加入浴剤」でもあるので、とても安心できますね。
第3位【松田医薬品】生薬のめぐり湯
40年もの間、入浴剤の研究をしている岡﨑雄二先生が推奨する5種類の自然生薬、紅花(コウカ)と生姜(ショウキョウ)、唐辛子(トウガラシ)、艾葉(ガイヨウ)、ダイウイキョウと、温泉成分を配合しています。
『松田医薬品』のこの入浴剤は、生薬の成分が濃く、湯船に溶け込んでくれる商品です。この生薬は体を芯から温めるため、冷え性を改善し、神経痛を和らげる効果が期待できます。
また、ホホバオイルも配合されているので、肌のハリやつやのうるおいに一役かってくれるのも嬉しい特徴のひとつです。成分の入ったパックを湯船の中でもみながら使用すれば、より成分の溶け込んだお風呂タイムを楽しむことができますよ。
第2位【ホットアルバム炭酸泉タブレット】薬用ホットタブ重炭酸湯
『ホットアルバム炭酸泉タブレット』が開発した入浴剤は、タブレット型をした珍しい炭酸タイプで、芸能人やアスリートにも愛用者が多いことでも知られています。この入浴剤は炭酸ガスで作られているのではなく、重炭酸イオンとクエン酸と特許技術により錠剤化しています。
重曹をイオン化することで、肌からの吸収率を高める効果が期待でき、ぬるめのお湯に約15分間つかるだけでも体を芯から温めてくれます。体が温まることで、神経痛の緩和も期待できますね。
また、着色料や香料などの成分が添加されていないので、生後3ヶ月以降の赤ちゃんも入浴できるほど安全性が高いのも特徴です。
第1位【富山常備薬グループ】富山の常備薬リウマチ入浴剤
画像引用:富山常備薬グループ
富山県で70年の歴史をもつ入浴剤メーカー『五洲薬品』と富山常備薬グループが共同で開発した、液体タイプの珍しい入浴剤で、北アルプスの天然水と10種類の生薬とハーブを配合して作られています。
使用されている生薬10種類は、カミツレ抽出液と甘草の根に含まれているグリチルリチン酸、ローズマリー、ローマカミツレ、ゴボウ、クレソン、ニンニク、オドリコソウ、アルニカ、マツ、西洋キズタです。
また、オレンジ果皮油とビターオレンジ葉/枝油、ネロリ油、ライム油を調香師に監修してもらうことで、リラックスできる爽やかな柑橘系の香りを再現しています。
とろみ感のある湯ざわりにより、入浴後の保温効果を高めてくれ、体が温まることで、神経痛の緩和が期待できますよ。
入浴剤を取り入れ温泉気分を味わいながら神経痛を緩和しよう
入浴剤は温泉と全く同じというわけではありません。しかし、毎日温浴効果の高い入浴剤を使用することで、血流が良くなり、冷え性が改善し、神経痛の緩和に繋がります。加えて、自宅にいながら、毎日温泉気分を味わうことができたら幸せですね。
神経痛に悩まされているときには、ぜひ温め効果の高い入浴剤を使用して、セルフメンテナンスしてはいかがでしょうか?