浴室に手すりがあると便利です。特に高齢者がいる家庭では、手すりがあることで安心して入浴できるでしょう。浴室の手すりは、後からでも取り付けることが可能です。選び方のポイントを押さえて、機能的な手すりを付けてみましょう。
浴室用手すり3つの選び方
浴室に取り付ける手すりは、以下のポイントを押さえて選んでみましょう。
手すりの重さや高さを確認しよう
浴室の作りは、家庭によって異なります。手すりを取り付ける場所によっても、適したサイズは変わってきます。そのため、手すりの重さや高さは必ず確認しましょう。
高さが調節できる手すりを選べば、様々な浴室でも快適に利用できます。取り外しが可能な手すりであれば、できるだけ軽い方が使いやすいでしょう。目的に応じて、手すりの高さと重さをチェックしておくと安心です。
浴槽の幅に合うものを選ぼう
浴槽に挟むタイプの手すりに関しては、自宅の浴槽と幅が合うものを選ぶ必要があります。浴槽の厚みによっては取り付けられないものもあるため、あらかじめ浴槽の厚みは測っておきましょう。
手すりの説明では、5～12cmなどと取り付けられる幅のサイズが記載されているため、その数字を参考にしながら慎重に選ぶことをおすすめします。
吸盤タイプは耐荷重をチェック
手すりのなかには、手軽に利用できる吸盤タイプも登場しています。浴槽だけでなく、様々な箇所に設置できる吸盤タイプは、非常に便利です。
吸盤タイプの手すりを選ぶときは、耐荷重をチェックし、どのような素材に取り付けることができるか確認しておきましょう。うっかり吸盤が外れてしまい転倒したといった事故を防ぐためにも、慎重に選ぶことが大切です。
浴室用手すりおすすめ5選
浴室にぴったりな手すりを5つ厳選しました。商品ごとの特徴を押さえて、自宅の浴室に合ったものを選んでみてください。
【アロン化成】安寿 高さ調節付浴槽手すり
『アロン化成』から発売されている“安寿 高さ調節付浴槽手すり”は、両手でしっかり握れるグリップ式で、安定して利用することができます。
浴槽の外だけでなく、内側にかけても手すりが付いているため、スムーズに浴槽から起き上がることができるでしょう。木製や大理石でできた浴槽には取り付けられないので、その点だけ注意しましょう。
高さを調整できる手すりで、用途や使いやすさに合わせて操作できるようになっています。誰でも簡単に取り付けができる手すりとして、注目されています。
【エリックリハ】セーフティ マルチグリップ ドアノブ
『エリックリハ』の“セーフティ マルチグリップ ドアノブ”は、吸盤タイプの手すりです。ゴムに比べて劣化しないシリコン製の吸盤を使用しており、本体に付いている吸着レバーでしっかり壁に取り付けることができます。
耐荷重は30kgまでとなっており、浴室でうっかり滑ってしまうという事態を予防できるでしょう。
【清水】OMSORG(オムソリ) いたわり お風呂手すり 600mm ホワイト
洗い場から浴槽に移動するとき、浴槽から出るときなどに便利なのがこちらの商品です。壁が木の場合は、針で穴を開けてネジ止めをすることで、しっかりと安定した状態で使用することができます。
浴槽がタイルでできている場合は、ドリルで穴を開けてから手すり本体を取り付けると良いですよ。スリムかつ白い手すりが、浴室をすっきりと見せてくれるでしょう。
【HoGo】お風呂手すり
浴槽へ手軽に取り付けられ、長く安定して利用できるこちらの商品は、ワンタッチで取り付けられるため、慣れていない人にとっても安心です。
耐荷重はおよそ110kgほどで、誰もが安心して使用することができます。浴槽の淵にまたがせるようにして置き、ハンドルを回して調節するだけという簡単な方法で、安全な手すりをつけることができますよ。
5,000円程度というお手頃価格で購入できるのも、魅力と言えますね。高齢者や子どもがいる家庭でも、快適に利用できるでしょう。
【WochiTV】バスルーム手すり
2,000円程度とリーズナブルな価格で購入できる『WochiTV』の“バスルーム手すり”は、錆びにくく、抗菌加工も施されているため、いつまでも清潔な状態で使用することができます。
ほとんどの浴槽に取り付けることができるだけでなく、トイレにも設置可能です。サイズはいくつか種類があり、サポートの有無も選べるようになっています。取り付ける箇所にぴったりなものを選びましょう。
安全かつ快適な浴室手すりを選ぼう
浴室の手すりは、安全に使えるものを選ぶことが大切です。口コミなどを確認しながら、耐久性や使用度の高さを確認しておきましょう。
様々な商品が登場しているなかで、取り付けやすさ、安全性、価格などに注目しながら選ぶことをおすすめします。
手すりがひとつあるだけで、安心してお風呂に入ることができますよ。家族みんなが快適に使用できるよう、慎重に選んでみてくださいね。