ペパーミントってどんな植物?
意外かもしれませんが、ペパーミントはしそ科の植物です。ペパーミントは品種が数百種類もあるといわれるほど多品種のハーブですが、ペパーミントはその中でも代表的な品種のひとつです。
生や乾燥させた葉は料理や飲み物などに、抽出した精油は香料や化粧品など、様々なことに使用されます。そして、メントールという成分が含まれているので、スーッとした清涼感を感じることができるのもペパーミントの香りの特徴です。
ペパーミントのお風呂に期待できる3つの効能
リラックス効果
アロマテラピーにも使用されるペパーミントの清涼感のある爽やかな香りは、心身ともにリラックス効果をもたらしてくれます。そのため、ストレス解消にも効果が期待できると言えるでしょう。
疲労回復効果
ペパーミントには「メントール」という成分が含まれており、炎症を抑える作用があります。疲れているときには体のあちこちで炎症が起きているので、その炎症をペパーミントで抑えることで、疲労回復が期待できます。
血流促進効果
ペパーミントに含まれる「メントール」が肌の毛細血管を刺激することで、血流が促進されます。血流が促進されると、体全体に血液がしっかりと行き渡るため、代謝がアップします。
代謝がアップすることで体温が上がるので、冷え性の方にもおすすめです。
また、メントールはスーッと熱を取ってくれるので、入浴後の汗の量が少なく、出たとしても汗がひくのが早いのが特徴です。特に夏の暑い日の入浴に使用するのがおすすめですよ。
おすすめのペパーミント入浴剤6選
【日本香堂】nk pure 入浴剤 ペパーミント
天然香料であるペパーミントオイルを香りづけのために配合した『日本香堂』の入浴剤です。入浴剤をお湯に溶かすと、浴室に爽やかなペパーミントの香りが広がります。
香りの良さを追求した入浴剤であり、そのラグジュアリーな香りとフォレストブルーのお湯の色がリラックス効果をもたらしてくれますよ。
また、保湿剤の働きをするセイヨウハッカエキスとクマザサエキスが配合されているため、入浴後も肌の潤いが持続します。
【北見ハッカ通商】ハッカ湯
北海道産の和種ハッカを原材料として作られた『北見ハッカ通商』の入浴剤です。入浴剤をお湯に入れた途端、ペパーミントの香りが浴室内に一気に広がり、お湯はミントグリーンのにごり湯になりますよ。
温かいお湯に浸かりながらペパーミントならではの清涼感を感じられるのも特徴です。
【北見ハッカ通商】Sel de Menthe(セル・デ・メンタ)徳用ボトル
前述の『北見ハッカ通商』のハッカ湯のお徳用サイズで、。約15日分の量が入っています。個包装(1回分)を15個買うよりも、約1,500円ほどお得になりますよ。
ハッカ湯が好きで何度も入りたい人にはこちらがおすすめです。
【日本緑茶センター】フォアバス ペパーミント
世界中から集めたハーブなどをお茶して販売している、『日本緑茶センター』という会社が作り出した入浴剤です。原料にこだわり、食品として輸入しているハーブのみを使用しているのが特徴です。
こちらの入浴剤も原材料は国産のペパーミントのみで無香料無着色のため、安心して使用することができますよ。
また、採りたてのペパーミントを乾燥させて作られているため、入浴剤以外の使い方ができるのも嬉しい特徴のひとつです。芳香剤や消臭剤代わりに、そしてポプリにしたりと、使用用途は様々です。
【フィード】feel so good さわやかなペパーミントの香り
セイヨウハッカ葉のエキスが配合されており、爽やかなペパーミントの香りを楽しむことができる『フィード』の入浴剤です。
湯船に溶かして入浴すると、ミントの香りに包まれながらリラックスしたバスタイムを楽しむことができます。
【ハーブガーデンmoco】自然素材100%入浴剤 ペパーミント
『ハーブガーデンmoco』の自然素材100%でできた入浴剤で、ペパーミントとスペアミントのエッシェンシャルオイルで作られています。パッケージが可愛いのでプレゼントにもおすすめです。
ミント風呂の作り方!5つの方法をご紹介
ペパーミント入浴剤を使用する
1番手軽にできるミント風呂の作り方は、前の章で紹介したような入浴剤を使用する方法です。たくさんの種類の入浴剤が販売されており、それぞれ香りが異なるため、自分が一番リラックスできると感じる香りを選びましょう。
生のミントの葉を使用する
精油よりもまろやかな香りを楽しむことができるので、あまり強い香りは苦手という方におすすめです。自分で栽培している場合は、お金をかけずにミント風呂を楽しむこともできますね。
不織布の袋に摘め、熱湯で少し蒸らしてから、湯船に漬けて楽しむ方法です。
ミントの葉を煮出した抽出液を使用する
片手分いっぱいのミントの葉をカップ3の水を入れた鍋で3~4分煮てエキスを濃く抽出し、その抽出液を湯船に入れて、ミント風呂を楽しむ方法です。鍋で煮るときのポイントは、グツグツと沸騰した状態で煮ることです。
この抽出液は冷蔵庫で保存すれば約1週間は保つので、まとめて多めに作っておくとすぐに使えて便利ですよ。
おちょこに1〜2杯分を湯船に入れてよくかき混ぜることで、ミント風呂を楽しめます。
チンキ液を使用する
ミントの葉が大量に手に入ったときにおすすめなのが、アルコールに漬け込んで「チンキ液」を作成する方法です。煮出しなどの手間をかけず、に手軽にミント風呂を楽しめますよ。
完全に乾燥させたミントの葉を、消毒用のエタノールかアルコール度数40℃以上のお酒に漬け込み、定期的に天地をひっくり返しながら、約1ヶ月間冷暗所で保管して作ります。お好みで数滴湯船に垂らして使用しましょう。
精油を使用する
生のミントが手に入らなくても、ミントの精油を持っていれば、入浴剤として使用することが可能です。湯船に精油を3~4滴垂らしてよくかき混ぜることで、気軽にミント風呂を楽しむことができます。
ミント風呂をするときに気をつけること2つ
よく混ぜてから入浴する
入浴剤や生の葉、煮出し液はお湯と混ざりやすいので、そこまで気にする必要はありません。しかし、チンキ液や精油はお湯と混ざりにくく、分離してしまうことがあるため注意が必要です。
まず始めに、湯をはった洗面器などに投入してよく混ぜ合わせてから湯船に加える方が、より綺麗に混ざり合うためおすすめです。
入浴に注意が必要な人がいる
ミントに限らず、ハーブは種類によって使用できる人とできない人がいる場合があります。
ミントは刺激が強いハーブの一種であるため、5歳以下の乳幼児や妊娠中・授乳中の方、神経疾患・てんかん・高血圧の方などは、自己判断でミント風呂をするのではなく、医療関係者に相談のうえ、使用することをおすすめします。
いろいろなペパーミント風呂を試して楽しもう
ペパーミントには疲労回復効果やリラックス効果が期待できるので、日々の疲れを解消したいという方に特におすすめです。ペパーミントの入浴剤は様々なものが販売されており、手軽に購入することが可能です。ぜひ、自分にぴったりの入浴剤を見つけて、バスタイムを楽しんではいかがでしょうか。