お風呂で体を洗うとき、皆さんはどんなアイテムを使っていますか?ボディタオルやボディスポンジなど、好みは様々かもしれません。そこでおすすめしたいのが、『ボディたわし』です。毎日使う必要はないのですが、週に1度使ってみると汚れが綺麗さっぱり落ちますよ。あまり知られていないボディたわしの魅力とおすすめ商品をご紹介します。
お風呂で体を洗うとき何を使っていますか?
お風呂に入るのは、汗をかいていてもそうでなくても毎日入るのが日常ですよね?そんな毎日の習慣のなかで、“お風呂で体を洗うアイテム”に気を遣ったことはありますか?
汗や皮脂汚れは、お湯だけでは落ちないといわれていますので、皆さん何かしら体を洗うものを持っているでしょう。スーパーやドラッグストアでは、ボディ用タオルやボディスポンジが陳列されています。
そのなかで、『ボディたわし』を見たことはありますか?もしあっても、それはお風呂場を洗うたわしだったかもしれません。
ボディタオルが大半
お風呂で体を洗うときは、石鹸やボディソープをボディタオルに付けて洗っている方が大半です。ボディタオルにも、様々な肌触りのものや素材がありますから好みで使い分けができます。
ふわふわ素材や、皮脂汚れや垢を落とす凹凸素材のボディタオル、今治産素材を使用した贅沢タイプなど様々なボディタオルが市販されています。ホテルや旅館でも、ボディタオルが置かれていることが多いことから、大半はこのアイテムで体を洗っているのが分かります。
ボディソープで洗うだけ?
ボディソープを手に取り、そのまま手で体中を洗うだけの方もいらっしゃるようです。ボディスポンジやボディタオルは保湿成分を奪い去ってしまうため、手で洗うだけで十分と解説する専門家もいますす。
また、一人ひとりの肌状態やボディソープによっても環境が変わります。よくテレビ番組で、垢すりを体験しにいった芸能人が驚くほど垢が出てきているのを見かけたことはありませんか?
自分では、綺麗に洗えているつもりでも、それだけでは目に見えない汚れや皮脂やこびりついているかもしれません。週に1回、月に2~3回くらいは、体を洗うことにこだわった特選アイテムであるボディたわしを使ってみましょう。
ボディたわしにこだわったメーカーをご紹介
地域によって異なるかもしれませんが、かかと用のたわしはあっても「ボディ全体を洗うたわしがある」という事実すら知られていないのではないでしょうか?
実は、体を傷めず洗えるこだわったボディたわしが近年人気を集めています。早速ボディを洗うことにこだわって製造されているメーカーと、その製品をじっくりご紹介します。
どれも、Amazonや楽天ショップなどで高評価の製品で、今までボディたわしを使ったことのないあなたに1度使ってみて欲しいアイテムです。
手作りにこだわった北山正積商店
・画像引用:北山正積商店
たわしを作り続けて50年、老舗のメーカーです。機械ではできない一つひとつの手作業で、繊維の密度、見た目の美しさにまでこだわってたわしを製造しています。
ボディたわしはもちろん、ボトル洗い用たわし・シューズ用たわし・お風呂を洗う用のたわし・ペットを洗う用のたわしなど、たわしのみを企画・製造まで一貫して自社工場で行っています。
たわし作り一筋
たわし以外のものは販売しておらず、たわし作り一筋で製造しています。和歌山県の北山正積さんが立ち上げた商店で、今もなお時代に合ったたわし作りをされています。
体を傷つけない上質な素材を採用
体の皮膚は、人それぞれ異なります。皮膚が薄い人や、ペットにも安心して使える”棕櫚(シュロ)”というしなやかな上質素材を採用しています。
棕櫚は、ヤシ科の常緑植物です。しなやかでありながら適度に皮膚を刺激するので血行を良くする効果もあります。かかとや足などを洗うときに便利です。
もうひとつの厳選素材は、『サイザル』というソフトで肌触りの良い天然素材です。肘やひざ、ふくらはぎなどの皮膚が薄い部位を洗うのにおすすめです。
体を洗うにはこのたわしがおすすめ
お風呂を洗う用やペット用も展開していますが、ボディ用たわしならこちらがおすすめです。ボディたわしには、3種類あります。棕櫚素材が茶色で、サイザル素材はクリーム色です。
- タイプA
- タイプB
- タイプC
・画像引用:北山正積商店
棕櫚をサイザルが交互に入っていて、体全体を洗いやすいタイプになります。
・画像引用:北山正積商店
固めと柔らかめがあるので、洗う部位によって使い分けられて便利です。持ち手が付いているので洗いやすくなっています。
・画像引用:北山正積商店
サイザル素材だけで作られています。全体的に皮膚が弱い方やお年寄り、お子様におすすめしたいソフト素材のたわしです。
職人の技が光る高田耕三商店
・画像引用:高田耕三商店
続いては、こちらもたわし作りにこだわっている高田耕三商店のご紹介です。
量産ではなくひとつひとつ丹念に
「たわし=ゴシゴシと汚れをそぎ落とす」というイメージを覆す肌に優しいボディたわしを職人が手作業で生み出しています。
棕櫚山でとれた素材を使用
紀州の棕櫚山でとれた棕櫚のみを採用しています。棕櫚山の管理、製造を一貫して自社で行っているため、農薬や消毒液なども一切使っていません。そのため、お子様や高齢者まで安心して使えます。高級な棕櫚の皮をふんだんに使った、貴重なボディたわしです。
柄のついたたわしで隅々まで洗える
たわしと言えば、手におさまる大きさがイメージされると思いますが、高田耕三商店の『からだ用たわし』は、持ちやすい柄が付いているので、背中や足の先まで洗いやすくなっています。
その持ち手の製造にもこだわっていて、地元の東濃桧(とうのうひのき)という素材を一本ずつ削りだし、さらに焼き加工をすることで防水効果を高めているそうです。長年使っても、お風呂場に置いたままでも水腐れしなくなっています。
亀の子商店
こちらも創立100年以上の老舗で、時代に合ったたわしを作り続けている商店です。なかでも、『健康たわし』が人気で、体の細部を刺激することで便秘改善や血行促進、肩こりにも効くと評判が高い商品です。愛嬌のあるネーミングもポイントです。
サトオさん
初めてたわしを使ってみるご家庭や、皮膚の薄いお子様ならこちらがおすすめのたわしです。サイザル素材のみで作られており、柔らかい素材で毎日気兼ねなく使用できます。
タムラさん
ちょっと固めが好きなら、サイザルと棕櫚素材が織り交ざったこちらがおすすめです。よく汗をかく学生や、加齢臭が気になる男性にも良いですよ。
ナリタくん
さらにもっと刺激が欲しい方には、棕櫚素材のみで作られたこちらがおすすめです。ネーミングもちょっと面白いので、プレゼントとしても喜ばれることでしょう。刺激があるタイプなので、腰痛や肩こりなど、血行を良くしたい部分を洗うのにも適しています。
ニシオくん
お店の名前、亀の子がついたまさにそのままの肌触りのたわしです。亀の子たわしと同じで、しっかりと汚れを掻きだすパーム素材で作られています。固め素材なので、ふくらはぎの根本から上部までマッサージしながら洗うと、むくみ解消にも役立ちますよ。
太郎くん
・画像引用:亀の子束子オンラインショップ
柄が付いた少し大きめなのボディたわしです。棕櫚とパーム素材を使用したハードなタイプです。長すぎない柄なので、背中洗いにも重宝します。「肌への刺激が快適!」と癖になるボディたわしです。
二郎くん
・画像引用:亀の子束子オンラインショップ
太朗くんよりはソフトなタイプで、サイザル麻と棕櫚がミックスされたボディたわしです。こちらも同様の柄がついているので、少々力を入れて洗っても大丈夫です。毎日使う用におすすめです。
老舗でありながら、比較的リーズナブルに手に入るのでいくつか試してみてくださいね。
厳選されたボディ用たわしで体をいたわろう
いかがでしたでしょうか?『ボディ洗いにたわし?皮膚が傷ついてしまいそう…』そんなイメージが覆ったのではないでしょうか?時々、時間があるときに普段のボディ洗いにプラスして、ボディたわしで皮脂や垢をすっきり落としましょう。
タイや東南アジアでは、ボディたわしで垢すりをするのは一般家庭でも日常的に行なわれています。幼い頃からそういった習慣があると、皮膚が強くなるといわれているようです。
肌はもちろん、血行が悪くなりがちな方、便秘気味ならお腹を洗いながらケアできるボディたわし、毎日入る時間を有意義にすることができますよ。そんなボディたわしを、ぜひ1度バスタイムに取り入れてみてくださいね。