珪藻土バスマットおすすめ15選!特徴とメリット・デメリットを知って賢く選ぼう

お風呂上がりに使うバスマットのなかに“珪藻土”という素材でできたバスマットがあるのをご存知でしょうか?最近はホームセンターなどでも見かけるようになっているこの珪藻土のバスマットですが、今回はその特徴とおすすめの商品をご紹介します。

珪藻土バスマットの特徴

珪藻土のバスマットとは

“珪藻土”とは植物プランクトンの一種で、それが死滅して水中で堆積して化石化したものを言います。珪藻土には“細孔”という目に見えない無数の小さな穴が開いています。その細孔は水を大量に吸う性質があって、速乾性も高いという特徴を持っています。

この特徴を活かして珪藻土を使ったバスマットやコースターなど、水まわりで活躍する人気のアイテムとして注目されています。

珪藻土バスマットのメリット・デメリット7つ

G_10_1, バスマット 珪藻土

珪藻土バスマットのメリット

濡れてもすぐに乾き心地よく使える

前述したように、珪藻土には吸水力と速乾性があります。そのため、濡れた足で乗ってもすぐに水を吸って、素早く乾かしてくれます。

布製のバスマットを使用している場合は、家族何人かが使用したら2~3人目からはマットが濡れていて不快な思いをすることがあります。

しかし、珪藻土のバスマットは速乾性があるので、このようなことがありません。家族みんなが快適に使えるのはメリットと言えるでしょう。

洗濯いらずでお手入れが楽

珪藻土のバスマットは基本的に手入れは陰干し程度で、洗濯は必要ありません。布製のバスマットを使用する場合、お風呂からでたときにマットが濡れてしまい、そのままにしておくとマットも床もカビてしまう恐れがあります。

そのため、洗濯する必要があります。その点、珪藻土のバスマットは洗濯が不要なので手間がかかりません。

清潔に保つことができる

布製のバスマットは、置いておくとホコリやゴミ、髪の毛などが溜まりやすいため、掃除や洗濯が必要です。しかし、珪藻土のバスマットは掃除機でサッと吸うだけでキレイになるので、常に清潔を維持することができます。

珪藻土バスマットのデメリット

汚れても洗うことができない

珪藻土バスマットは水分をすぐに吸収してくれるメリットがありますが、その特性は汚れた水や血液なども吸い込むことがあります。

小さな子どもがいる場合、バスマットの上でおもらしをしてしまうことがあるかもしれません。その場合も尿を吸い込んでしまいます。表面の汚れでしたら拭き取れば取れますが、吸い込んでしまった場合は拭き取ることができません。

冬は冷たい

珪藻土のバスマットを初めて使った人は、足を乗せたときに「冷たい」と感じるかもしれません。しかし、吸収力に優れているので、家族が入ったあとの濡れたバスマットの上に足を乗せるよりも快適ではないでしょうか?

重く割れる心配がある

珪藻土バスマットは布製のマットに比べたら重く、割れる心配があります。ただ、普段使うぶんには簡単に割れることはありません。掃除をするときに移動する場合、取扱いに注意しましょう。

捨て方に困る

珪藻土バスマットを捨てる場合、捨て方に困るでしょう。自治体によって捨て方が異なりますが、不燃ゴミか粗大ゴミとして捨てるところが多いのではないでしょうか?捨てるときは、自治体に確認して指定の方法で処分するようにしましょう。

珪藻土バスマットの選び方ポイント2つ

G_10_4, バスマット 珪藻土

サイズに注意して選ぶ

珪藻土バスマットは、布製のマットのように折りたたむことができません。そのため、置く場所に合わせて買わないと、置くことができなくなってしまいます。購入する前に置く場所を測ってからにしましょう。

産地に注意して選ぶ

産地は、国産と外国産のものがあります。一般的に国産の珪藻土のもののほうが品質にこだわっているものが多いので、吸水性や耐久性も優れているものが多いのです。それだけ価格も高めになりますが、長く使うことを考えて購入しましょう。

おすすめの珪藻土バスマット10選

【ニトリ】珪藻土バスマット(カイテキサラサラ)

G_10_2, バスマット 珪藻土

・画像引用:ニトリ公式通販 ニトリネット

『ニトリ』の“珪藻土バスマット”は、シンプルで使いやすいバスマットです。水分をすぐに吸収し、すぐに乾かしてくれるのでバスマットに乗ってすぐにサラサラで快適に使用できます。

防カビ・消臭効果があるので、清潔な状態で使うことができ、洗濯が不要なところが嬉しいですね。お手入れ用のサンドペーパー付属なので、吸水が悪くなったら少し削って使いましょう。

【ニトリ】珪藻土バスマット(カイテキサラサラ SP 40X55)

G_10_3, バスマット 珪藻土

・画像引用:ニトリ公式通販 ニトリネット

こちらの『ニトリ』のバスマットは、珪藻土含有率が高いので吸水性・速乾性に優れています。また、防カビ・消臭効果もあるので、湿気を吸収してくれます。

滑り止めシートとお手入れ用のサンドペーパーが付いているので、取り扱いに注意して入れば長期間使用することができます。

【soil】soil バスマットウェーブ

『soil』のバスマットは、足離れに優れたウェーブ形状が特徴的なバスマットです。素材には珪藻土とパルプ繊維を混ぜることにより丈夫になっているので、割れにくく扱いやすいです。

重さは約1.1kgで厚さは約1cmで、女性でも簡単に移動させることができるので、陰干しするときなど楽にできます。

作る工程のなかで、“洗い出し”という技術を使っているため手触りが良く、足を乗せたときの感触が心地良いのが『soil』のバスマットの特徴です。調湿性と消臭性にも優れているので、快適に使用することができますよ。

【Tuile】珪藻土タイルバスマット トゥイル Lサイズ

お風呂上がりにカラッと水分を吸ってくれるバスマットです。球面タイルになっているので、お風呂上がりの足の裏に心地良いところがおすすめポイントです。

球面タイルは、国内産の珪藻土を1,000度以上で焼き上げたタイルで、冬場でも冷たさを感じません。また、球面タイルの隙間率をアップさせているので、牛乳瓶1.5本分もの水分を吸収してくれます。

デザインは4種類で、すべてのバスマットに木枠がついているので、衝撃による角欠けを防止してくれますよ。

【HUMUS】 珪藻土バスマット

『HUMUS』の“珪藻土バスマット“は、足元の水分をしっかり吸収してくれるバスマットで、その給水量は500mlのペットボトル6.8本分もあります。

それは、厚さが1.4cmという極厚のバスマットだからこそです。従来品が0.9cmなので、その155%アップの厚さが優れた吸水量が実現しました。

厚みが増した分、吸水量はもちろん強度も高まり、なんと耐荷重300kgとなりました。この厚みのおかげでバスマットが歪みにくく、安全に使用できます。9種類ものデザインがあるので、好きな柄を選んで使ってみてくださいね。

【moz】unbain珪藻土バスマット+

『moz』のこの珪藻土バスマットは、スウェーデンのブランドでエルフ(ヘラジカ)のモチーフが人気です。可愛いエルクのバスマットで、自然な色のバスマットは足を乗せた瞬間にスッと水分を吸い取ってくれます。

布製のバスマットを使っていると、足の裏を拭いてマットの上に乗らないと次に使う人がマットの水分で不快な気分になりますが、珪藻土のマットなら何度も使っても快適です。

【トスレ】珪藻土 マット スクエア プレーンM

『トスレ』が使用している珪藻土は、国内でも最高品質と高評価を得ている北海道の稚内産のものです。稚内産の珪藻土は国内だけでなく、世界でも最高レベルのもので他の珪藻土と比べると2~3倍の性能があります。

使用後はそのまま置いておくだけで自然に乾燥しますので、人数が多い家族でもサラサラが持続します。

デザインの柄は特殊な製法で焼き付けているので溝がないので、ヒビの原因になることはありません。そして、強度が落ちることがないので、安心して使うことができます。すべての珪藻土マットは無着色で余計な原料や加工物が一切入っていません。

【アスウェル】珪藻土バスマット レギュラーサイズ

『アスウェル』のこのバスマットは、100%国産の珪藻土で作られています。秋田県産の珪藻土を用いて作られ、特許技術により優れた吸水力で、消臭・抗菌機能も供えているので清潔な状態で使用することができます。

デザインは無地でシンプルなものが2種類、柄入りのものが2種類の計4種類から選ぶことができます。

【ENICY】珪藻土 バスマット

遊び心溢れたデザインのこの珪藻土バスマットは、『ENICY』のものです。フランス映画に出てきそうな猫脚バスマットのデザインは、5種類の色の中から選ぶことができます。

置いているだけで気分が上がるバスマットは、いつでもサラサラで快適に使えます。お部屋のインテリアに合わせておしゃれなバスマットを使ってみたい方におすすめです。

【アイリスオーヤマ】珪藻土バスマット

『アイリスオーヤマ』の珪藻土バスマットは、常に表面を乾燥させてダニやカビの繁殖を抑制してくれます。濡れた足でマットの上に乗ったら、すぐに水分を吸ってすぐに乾かしてくれます。

シンプルでどんなインテリアにも合うデザインなので、飽きがきません。珪藻土にはニオイを吸着作用があるので、嫌なニオイを発生しにくい特徴もあります。

珪藻土バスマットを使うときの5つの注意点

吸水が悪くなったときはヤスリでこする

珪藻土のバスマットは長期間使っていると、汚れや皮脂によって珪藻土が目詰まりを起こして水の吸いが悪くなることがあります。

こうなった場合は紙やすりを使用して表面を削ることで、吸水力が戻ります。紙やすりをかけるときは、汚れたところだけをこすると、表面がでこぼこしてしまうので、全体的にやすりをかけるようにしましょう。

やすりをかける頻度は使用頻度によりますが、年に1~2回ほどです。

水虫の感染予防にできること

バスマットを使っている方は、衛生面に気を使っているとは思いますが、珪藻土のバスマットの場合はどうでしょうか?

水虫の感染についてですが、必ずしも感染しないということはありませんが、可能性はゼロとは言い切れません。

感染する原因としては、菌と菌が増殖してしまう環境です。珪藻土のバスマットは水虫が感染しやすい高温多湿の環境にはならないので、感染しにくいと言えるでしょう。

G_10_5, バスマット 珪藻土

使った後は陰干しをする

珪藻土はかなりの水量を吸ってそれをすぐに乾かしてくれますが、使用した後は陰干ししてしっかり水分を飛ばしましょう。

干さずにそのままにしておいたら、足の裏の皮脂がマットに付着してマットの表面が黄ばんでしまい、水を吸わなくなってしまいます。

平らな場所に置く

珪藻土バスマットは、段差がある場所や下が不安定な所で使用しないようにしましょう。不安定な場所で使うと、バスマットが割れてしまうことがありますので気をつけましょう。

もしも割れてしまったら

万が一、珪藻土バスマットが欠けてしまったら、接着剤でつけることができないので割れた部分をカッターなどで削って、角を丸くしましょう。多少欠けてしまったくらいなら、そのまま使用できますよ。

珪藻土バスマットで快適なバスライフを

珪藻土の特徴と使用方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?濡れた足で乗ってもすぐに乾く魔法のような珪藻土バスマットは、取り扱い方法を注意しれば長く使うことができます。珪藻土バスマットで快適なバスライフを送ってみませんか?