「照りつけるような暑さがひと段落して日差しも和らぐ秋になっても、夏の疲れがなかなか取れない・・・」という方も多いのではないでしょうか。冬の寒さに備えるためにも、夏の疲れをしっかり取りたいものですね。今回は、秋の夜長におすすめの入浴剤をご紹介していきます。
秋の身体とお風呂の効果的な入り方
猛暑日が増えている昨今では、夏の疲れをそのまま秋に持ち越してしまう ”秋バテ” の症状を訴える人が増えています。夏は熱いためシャワーのみで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。しかしシャワーのみでは、一日の疲労を取ることはできません。
夏場の生活習慣の影響を受けた体は、秋になっても冷えている傾向にあるため、まずは身体の芯から温まることで疲労回復を促す必要があります。そのためには、しっかりと湯船に浸かり身体を温めることが大切です。
また入浴の際には、疲労回復の効果をより効果的に実感するためにも、入浴剤をプラスすることをおすすめします。
秋バテの原因について
毎年秋になると、疲れを感じやすく肩こりや腰痛を感じやすいという方もいるのではないでしょうか。
これらのトラブルは、夏の間に冷房の効いた部屋で長時間過ごしていたことによる体の冷えや、冷たい飲み物や食べ物をたくさん摂取したことによって起こる内臓の冷えなどが原因としてあげられます。
これらの冷えが体内に蓄積され、秋に身体の不調として出てくるのが秋バテです。この秋バテをそのままにしておくと、冬にまでその疲労を持ち越してしまい、冬の寒さを乗り越えるだけのエネルギーや体力が不足した状態になってしまいます。冬が来る前に、夏の疲れはしっかりと取っておきましょう。
疲れをとる入浴方法4つのポイント
湯船にしっかり浸かり身体を温めることは、疲労回復への第一歩です。疲労回復効果を高めるためには、その入浴方法にもポイントがあります。
就寝90分前にお風呂から上がる
まず、入浴するタイミングに注意しましょう。入浴と睡眠をセットで考えると、より疲労回復効果を高めることができます。
具体的には、就寝時間の90分前にお風呂から上がると良いでしょう。入浴後に上がった体温が下がると、睡眠が促されやすくなります。このタイミングで眠りにつくことで、質の高い睡眠を取ることができ、疲労回復の効果も上がります。
ぬるめのお湯で全身浴
また、入浴する際には全身浴をすることをおすすめします。ただし、心臓や肺に疾患のある方は注意しましょう。
40度以下のぬるま湯に10分は浸かるようにしましょう。1度に10分浸かるのではなく、例えば5分浸かってから身体を洗った後、5分浸かるというように、トータルで10分を目安に浸かりましょう。副交感神経が刺激され、疲労回復に繋がりやすくなります。
半身浴の場合は最後に熱いシャワーを
のぼせやすく全身浴が苦手という方は、半身浴で身体の芯から温めても結構です。半身浴の場合、身体の芯からゆっくり温めるため、長めに浸かりましょう。
身体が温まってきたら、少し熱めのシャワーを首の付け根から背中部分に3分ほどあてましよう。熱めのシャワーをあてることで半身浴をしながら全身浴と同様の効果が得ることができます。
入浴剤でリラックス効果UP
入浴効果を上げるためには、お湯の温度や入り方、時間などのコツがありますが、さらにリラックス効果をプラスしたいところです。
リラックス効果をプラスするためには、色や香りが必要です。一番簡単なのは入浴剤ですので、お気に入りの香りや色の入浴剤で心身共にリラックスできるお風呂を作りましょう。アロマオイルやアロマキャンドルを使用するのも良いですよ。
秋バテ解消におすすめの入浴剤8選!
夏の疲労を冬に持ち越さないために、おすすめの入浴剤をご紹介します。ぜひチェックしてくださいね。
【サンパルコ】京風情 京の秋 紅葉の湯 白檀
鮮やかな紅葉のパッケージが可愛い『サンパルコ』の入浴剤です。上品な白檀の香りで華やかな気分を味わいながら、アルカリ性のまろやなか透橙色のお湯が肌をつやつやにし、疲れた身体をしっかり温めてくれます。
可愛いパッケージ入りなのでプチギフトにもおすすめです。
【ヤングビーナス】 nana香02 ラベンダー E-15N
天然のアロマオイルを使用している、『ヤングビーナス』の肌に優しい入浴剤です。甘く優しいラベンダーとベルガモットの香りがリラックス効果を発揮し、疲れた身体を癒やしてくれます。
温泉ミネラルが豊富に含まれている入浴剤なので、自宅にいながら温泉のようなお湯に浸かりたいという方におすすめです。
【日野製薬】 御嶽山入浴剤(生薬100%)
人工物を一切配合しない、8種類の生薬が絶妙にブレンドされた『日野製薬』の本格派入浴剤です。天然の生薬の香りと色で、身体の奥から不調を取り除いくれると評判です。
使い方も、生薬が入った袋を湯船に入れるだけと簡単なのも嬉しい特徴のひとつです。身体本来の生命力を取り戻すといわれる生薬の力を試してみたい方におすすめです。
【バスクリン】 バスクリンマルシェ クール入浴剤 ミントの香り480g
おなじみの『バスクリン』から発売された、自然由来の原料のみで作られた薬用入浴剤です。石油系原料、合成香料、合成着色料不使用で、有効成分は天然ミネラル100%なので、安心して利用することができるのも嬉しいポイントです。
透んだ黄色のお湯と清々しい摘み立てのミントの香りで気分をスッキリさせてくれますよ。
【五州薬品】 桃源S 4kg バケツ
1955年から長く愛されている、『五洲薬品』のロングセラー薬用入浴剤です。保湿剤としてモモ葉エキスが配合されています。癒やし効果抜群のジャスミンの香りでリラックスした時間を味わいながら、有効成分が温浴効果を高めてくれますよ。
長く愛されている入浴剤だけに、安心して使用することができるもの嬉しいですね。
【生活の木】ブレンドバスオイル お宿気分 28ml
”お出かけ前の洋服や夕食の材料を選ぶように毎日のバスタイムを選びたい ”というコンセプトから発売された、『生活の木』のオイルタイプの入浴剤です。
檜、赤松、楠といった和植物のウッディな香りの精油がブレンドされているので、まるで檜風呂の温泉宿にいるかのようなバスタイムを演出してくれます。ナチュラルな香りで心身ともに癒やされたい方におすすめです。
【ヒロセ】seacrystals エプソムソルト 檜(ひのき)日本酒風呂
欧米で人気のエプソムソルトに檜の香りをつけ、日本酒エキスをプラスした、まさに西洋と東洋がミックスされた珍しい入浴剤です。
エプソムソルトとは、古くから欧米で多くの家庭に普及していた入浴剤です。食塩とよく似た見た目をしていますが食塩の成分はなく、無色・無臭の「硫酸マグネシウム」という結晶であり、水に溶けやすいのが特徴です。
通常のバスソルトに比べて温熱効果が高く、肌表面のタンパク質に触れることで膜が形成されます。その膜が入浴後の熱の放出を防ぐ役割を果たしてくれますよ。
『ヒロセ』のエプソムソルトはミネラル100%の高品質なもので、赤ちゃんも使用できるほど優しい入浴剤です。もともと、体内に吸収することで体温を高める効果のある「マグネシウム」ですが、日本酒エキスが配合されているので、その効果アップも期待できます。
硫酸マグネシウムの効果により代謝がアップし、美肌効果が期待できると評判の入浴剤です。
【クナイプ】 バスソルト ユズ&ジンジャーの香り
天然ミネラルが豊富に含まれたこだわりの岩塩に、ゆずジンジャーの天然成分を配合した『クナイプ』のバスソルトです。有効成分と香りが血行を促進し、夏の疲労を回復へと導いてくれますよ。
「発汗できる入浴剤」と謳っているだけに、”しっかり汗をかきたい” ”デトックスしたい” という方に特におすすめの入浴剤です。
秋のお風呂は効果的な入浴剤と入浴法でリフレッシュ
夏の間に体を冷やしたことによって引き起こされる秋バテは、入浴して体を芯から温めることで改善が期待できます。お気に入りの入浴剤を見つけて身体を癒やし、すてきな秋を過ごしてくださいね。