入浴剤には色が付いているものが多いですよね。好きな色のお風呂に入ると、気持ち良いお風呂がさらに心地良く感じる人もいるかもしれません。今回は、紫色の入浴剤をピックアップし、入浴剤に色が付いている理由と紫色の効果、さらには、おすすめの紫系入浴剤をご紹介します。
入浴剤に色が付いているのはなぜ？
日本には、古くから入浴文化が根付いており、なんと入浴剤の種類は1000を超えるといわれています。その入浴剤のほとんどに色が付いており、オレンジ色や緑色、黄色などが定番カラーのようです。
入浴剤に色が付いている理由は、カラーセラピー（色彩療法）と深く関わりがあります。カラーセラピーは、色による生理的、心理的な効果を利用することで心と体のバランスを調整し、人を元気にすることを目的としています。
一般的に、赤や黄色などの暖色系の色は、交感神経を刺激し、心身を活動的な状態に導くとされています。一方、青や紫などの寒色系色は、副交感神経を刺激し、心身をリラックス状態に導くとされています。
自分の心が欲する、必要なカラーを選んで使うことで、自己治癒力を発揮することができるのです。
色の意味と効果を知ることができれば、自分の心身状態に合ったカラーの入浴剤を選び、入浴効果をアップさせることができますね。
紫の入浴剤には、どんな効果がある？
紫色のイメージ
あなたは、紫というカラーにどのような印象を持っていますか？「エレガントな感じはするけど、ファッションには取り入れるにはちょっと…」「紫を好む人は変わった人だというイメージが…」という人もいるかもしれませんね。
紫は、赤と青の中間色で、藤色、ラベンダー色、バイオレットなども紫系のカラーに分類されます。古くから高貴な色として用いられ、地位の高さを象徴する色でもあります。
感受性豊かな色で、情熱を感じる赤と、鎮静作用のある青が共存していることから、「二面性を持つ色」だともいわれています。
色のイメージとしては、高貴、優雅、神秘、不吉、上品、下品、不安定、憂鬱、芸術的、個性的、セクシー、といったキーワードが挙げられますよ。
紫色の心理効果とは？
ポジティブなイメージとネガティブなイメージが混在する紫色ですが、次のような心理効果があります。
- 心と体のバランスを調整し、回復に導く
- 感受性を高める
- 緊張や不安を癒し、心をリラックスさせる
また、生理的な効果には、次のようなものがあります。
- 催眠効果
- 鎮静作用があり、脈拍や血圧を下げる
ファッションやインテリアに紫を取り入れるのは、なかなか難しいと感じる人が多いかもしれませんが、リラックス目的で入るお風呂に用いる入浴剤としては、大変適したカラーだと言えますね。
紫色（パープル系）入浴剤おすすめランキングTOP7
それでは、紫系のカラーを用いた人気の入浴剤をご紹介します。
第7位【バスクリン】入浴剤 ラベンダーの香り
数多くの入浴剤商品を開発・販売する『バスクリン』の粉末入浴剤です。ラベンダー色の透明タイプのお湯の中で、ラベンダーの爽やかなほっとする香りでリラックスすることができます。疲労回復やぐっすりと眠りたいときにおすすめです。
第6位【チャーリー】フラワー・プルプルギフト（パープル）
『チャーリー』の「フラワー・プルプルギフト」は、お花をイメージした「フラワーバスフィザー」と「スキンケアタブレット プルプル」が2つセットになったもので、見た目がキュートなのでプチギフトにもぴったりの商品です。
フラワーバスフィザーには、発泡タイプの小さなボールが5つ入っており、お花の形に並んでいます。また「スキンケアタブレット プルプル」は、フルーツエキスや植物エキスが配合された、発砲タイプの浴用化粧料です。
バスタブのお湯が化粧水になって、全身をスキンケアしてくれます。お風呂あがりには、しっとりすべすべのお肌になりますよ。
第5位【チャーリー】ラフォーヌ バスソルト ジャスミンフラワー
『チャーリー』の「ラフォーヌ バスソルト」は、山に自生する植物のエキスや香りをイメージして作られたバスソルトです。「ジャスミンフラワー」は、オオカミをモチーフにしたもので、青紫系の透明なお湯になるのが特徴です。
ジャスミンの爽やかさと甘さが融合した香りとともに、優雅にリラックス気分を味わえます。使い切りタイプでお手頃な価格もうれしいですね。
第4位【ラッシュ】バスボム トワイライトムーン
『ラッシュ』のバスボムのなかでも人気の高い「トワイライトムーン」は、泡の色の変化と素敵な香りを楽しむことのできる入浴剤です。
お湯の中に入れると、まず夕焼け色が溶けだし、その色はゆっくりと暗くなります。その後、夜空のような味わい深い紫色へと変化します。ラメが多く入っているため、星空に浮いているような感覚も味わえ、穏やかな時間を過ごすことができますよ。
ラベンダーにイランイランを配合した、心を酔わせるような香りも独特です。深い眠りにつきたい日や、自分にご褒美をあげたい日におすすめの入浴剤です。
第3位【クナイプ】バスソルト ハッピーフォーミー ロータス&ジャスミンの香り
日常から解き放たれて、気分を変えてリフレッシュしたい人には、『クナイプ』の「バスソルト ハッピーフォーミー ロータス&ジャスミンの香り」がおすすめです。
天然の岩塩に、ハスとジャスミンの植物エキスを配合したバスソルトで、アジアンスパにいるような南国気分を味わうことができます。ピンク色に近いやさしい紫色のお湯と、ハスの花エキス、ジャスミンの香りが、優雅なバスタイムを演出してくれますよ。
第2位【ノルコーポレーション】バスペタル ロージーブルームペタル 60g ローズの香り パープル
『ノルコーポレーション』の「バスペタル ロージーブルームペタル」は、見た目が美しく、ブライダルギフトなどの贈り物にも最適な入浴剤です。バラのバブルバスがグラデーションされて詰め込まれたバスフィズで、ばら風呂、泡風呂として楽しむことができます。
「パープル」は、薄いブルーから濃い紫色へのグラデーションがとてもきれいで、高貴で上品な印象を受けます。お部屋にインテリアとして飾っても素敵ですね。
第1位【ラッシュ】バスボム セクシーダイナマイト
『ラッシュ』の「バスボム セクシーダイナマイト」は、淡いピンクパープルのお湯の色が、リラックス気分を上げてその香りの効果とともに女子力をアップさせてくれそうな入浴剤です。
バスボムの中に隠れている、花びらがお湯の中から溶けながら出てくる様子は、見て感じて楽めます。また、ジャスミン、イランイラン、クラリセージの心地良い香りが、不安を鎮め、穏やかな気持ちに導いてくれますよ。
保湿効果のある成分も含まれていて、しっとりもちもちのお肌になるのもうれしいですね。
心身ともに疲れたときは紫色の入浴剤をチョイスしよう
入浴剤を選ぶポイントは、いくつかあります。入浴剤の形状や、使いやすさ、香りなど、好みこだわりがある人もいるかもしれませんね。しかし、カラーセラピーの効果を知ると、たまには色で選んでみるのも楽しそうです。
その日の気分に合わせて入浴剤の色を選ぶことで、バスタイムが豊かになり、効果もしっかり得られます。疲れたとき、不安なとき、イライラするとき、そんな日は紫色の入浴剤をチョイスしてみてください。心が落ち着き、深い眠りにつくお手伝いをしてくれますよ。