downスタイムを楽しむために欠かせないアイテムのひとつがバスタオルですが、人気ブランド・マリメッコのバスタオルは、デザイン性が高くおしゃれな人におすすめです。今回は、定番デザインのウニッコはもちろんのこと、人気デザイナーの手掛けたちょっと差がつくバスタオルまでご紹介します。
マリメッコってどんなブランド?
フィンランドのデザインハウス・マリメッコは独創的なデザインで世界中で愛される定番ブランドです。
設立以来、才能あふれるアーティストたちが参加し、数々のデザインを発表してきたマリメッコは、ファッションだけでなく、バックや小物などライフスタイル全般をカバーするブランドとして高い評価を得ています。
マリメッコの前身となるプリンテックス社は、服飾生地のプリントを行う会社でした。そこで、これまでとは違う大胆で新しい柄をプリントするべきという考えが生まれ、有望な若手アーティストたちにデザインを依頼しました。このようにして、後のマリメッコに繋がる独創性が生まれることになったのです。
また、マリメッコの名が世界に注目されるきっかけとなったのは、ジョン・F・ケネディの妻がマリメッコの服を1度に7着も購入したことです。社会現象となったマリメッコは、商品の幅を広げながら人々の生活に浸透していきました。
現在は世界各地に直営店を持ち、日本はもちろん40ヶ国以上でマリメッコの商品は愛されています。
マリメッコの代表的な3つのデザイン
マリメッコの独創的なデザインは、いつの時代も才能豊かで個性的なデザイナーによって生み出されています。
デザイナーの個性やスタイルを活かした使う人を幸せにしてくれるようなデザインは次の定番となり、マリメッコの魅力に惹かれた若いデザイナーたちがまた未来のマリメッコを担うデザインを生み出しているのです。
数あるマリメッコのデザインのなかから、特に象徴的な3つのデザインを紹介します。
マイヤ・イソラデザインの「ウニッコ」
マリメッコの代名詞とも言えるデザイン、「ウニッコ」はケシの花をモチーフとしたデザインで、マリメッコを知らない、という方でも一度は目にした覚えがあるという定番デザインです。
「ウニッコ」は様々な大きさの花びらと鮮やかな配色で、人々を魅了しています。
エルヤ・ヒルヴィデザインの「ルミマルヤ」
「ルミマルヤ」はマリメッコを代表するデザイナーのひとり、エルヤ・ヒルヴィによるデザインです。雪いちごという意味のルミマルヤは白い背景の中央に木々が配置され、実をつけた様子は北欧の冬の風景を思い起こさせる美しさを持っています。
本物の枝をスキャンしたものを元に手書きされているという点も、柔らかな印象に繋がっているかもしれません。すっきりと上品な印象のため、インテリアとしてもぴったりで、和風のテイストとの相性も良い点が人気の秘密です。
石本藤雄デザインの「オストヤッキ」
1974年からマリメッコにデザイナーとして参加する石本藤雄は、テキスタイルデザイナーでもあり、陶芸家でもあります。
多彩な技術やスタイルを使いこなし、自然からの影響を受けて生まれた作品は400を超え、たくさんの作品が長く愛される定番となっています。
鮮やかな色調が印象的な「オストヤッキ」は、様々な色の正方形の組み合わせでできていますが、それぞれの境界線はお互いに侵食し合い、かすれた線が複雑な風合いを感じさせてくれます。
マリメッコのおすすめバスタオル
マリメッコの商品は服飾生地はもちろん洋服やアクセサリーなど、生活の全てに及んでいますが、バスタイムを楽しくしてくれるのはやはりバスタオルですね。
Unikko ウニッコ
定番のウニッコです。モチーフとなっているケシの花はバスルームに彩りを加えてくれますよ。コットン100%で吸湿性にも優れたウニッコのバスタオルは、ふっくらとした肌触りを楽しむこともできます。
カラー展開も豊富なので、複数揃えておき、その日の気分で使い分けるのもおすすめです。
Unikko ジャガードバスタオル
ウニッコ柄を使ったジャガード織りのバスタオルは、プリントではなく、色の違う糸で織られて作られています。生地を染めていないため洗濯した際に色が落ちにくいほか、独特の柔らかい肌触りと高い吸水性が特徴です。
「ウニッコは好きだけれど定番過ぎて…」という人は、ジャガードバスタオルで違いを作ってみてはいかがでしょうか?
Varvunraita バルブンライタ
手書きしたような不均一な幅のストライプが特徴的なバルブンライタ(Varvunraita)は、小枝がモチーフです。
シンプルでシャープな印象は落ち着いたバスタイムを演出するのにぴったりですね。ユニセックスで好き嫌いのないデザインなので、ギフト用にも最適です。
Nimikko ニミッコ
シンプルなストライプ柄のニミッコは、バスタオルだけでなくインテリアにも用いられる定番デザインで、ウニッコをデザインしたデザイナー、マイヤ・イソラの娘、クリスティーナが手掛けたものです。
ポップなカラーバリエーションでバスタイムを楽しくしてくれます。
Kaksi Raitaa カクシライタ
カクシライタ(Kaksi Raitaa)は一見シンプルなストライブですが、表が太目のストライプ、裏は細いストライプになっているユニークなデザインです。
自宅のバスタイムはもちろんのこと、場所を選ばず使えるほか、プレゼントやギフトにも使いやすいのがうれしいですね。
Rasymatto ラシィマット
丸を並べたラシィマット(Rasymatto)柄はバスタイムにぴったりで、規則的にならんだモチーフがリズミカルでユニークです。
色違いで用意してカップルで使用したり、同じデザインのミニタオルなども揃えると一段と楽しいバスタイムが演出できます。
Siirtolapuutarha シイルトラプータルハ
シイルトラプータルハ(Siirtolapuutarha)は市民菜園という意味ですが、その名の通り植物をモチーフにしたデザインになっています。賑やかに描かれた様々な種類の植物が、生命力に満ちた菜園の様子を表現しています。
使うだけで元気が貰えるような、エネルギーを感じるデザインですね。
Tiiliskivi ティイリスキヴィ
ティイリスキヴィ(Tiiliskivi)はレンガをモチーフにしたデザインで、マリメッコの創業者、アルミ・ラティア自らが手掛けた伝統のあるデザインです。
シンプルでクセがなく、飽きの来ないデザインは、普段使いにもぴったりですが、ギフトにもおすすめです。バスルームをスタイリッシュに見せたいならティイリスキヴィを選びましょう。
Onni オンニ
・画像引用:marimekko
幸福という意味のオンニ(Onni)は日本人デザイナー、石本藤雄氏がデザインしました。イエローを使った花が咲き誇る様子を表現したデザインは、あふれるような幸せなエネルギーを与えてくれます。
毎日のバスタイムはもちろんのこと、ビーチリゾートやスポーツクラブなど、アクティブなときにも持ち運びたい華やかさです。
マリメッコのバスタオルでバスタイムを楽しく!
フィンランド伝統のブランド『マリメッコ』のバスタオルは、いつものバスタイムをより一層楽しく演出してくれます。マリメッコには定番のウニッコ以外にも魅力的なデザインがあります。
それぞれのデザインのモチーフやデザインに隠された意図などを知り、気分や目的にあったバスタオルを選んでバスタイムをもっと楽しみましょう。