お風呂の床掃除を、面倒でつい後回しにしていませんか?落ちにくい汚れはブラシでよくこすると効果的です。しかしお風呂の床掃除ブラシもたくさんの種類が販売されていて、選ぶのに一苦労します。そこで今回は、おすすめのお風呂用床掃除ブラシを20点ご紹介します。
まずはお風呂の床をチェックしよう!汚れの正体も解説
多くのお風呂は掃除がしにくいデコボコ床
最近の浴室の床は、滑りにくく、乾きやすい素材が使われています。素材は細かな模様になっていて、表面がデコボコしているのが特徴です。
デコボコ床のメリットは、滑りにくいこと、乾きやすいことです。しかし一方、デメリットとしてお掃除に手間がかかることが挙げられます。
デコボコのくぼみや溝に汚れが付着しやすいため、水やお湯で流しただけでは汚れが落ちません。お掃除の間隔が空きすぎると、スポンジやブラシを用いても、手ごわい汚れに変化してしまいます。
さて、この手ごわい汚れの正体は一体何でしょうか。
床の汚れの正体って?
お風呂掃除のなかでも、浴槽は割とお掃除がしやすいですよね。でもお風呂の天井や床掃除は、全身がずぶ濡れになる可能性もありますし、時間に余裕がないと難しいでしょう。つい面倒で、後回しになることが多いものです。
床の汚れの正体は、ズバリ「水アカ」と「カビ」です。黒ずんでいたり、赤く変色していませんか?
毎日の入浴の際に、ボディソープやシャンプーなどでぬるぬるになった床を、水かお湯で流すことはしても、ブラシでこすることまではしないでしょう。
蓄積された汚れは、やがて赤または黒のカビとなり、存在感を出してきます。こうなると少しこすっただけでは落ちません。早く手を打たないとカビの繁殖は広がるばかりです。
ボディーソープには、皮脂やタンパク質を分解する成分が配合されています。この成分はカビの繁殖までも抑えてくれるものなので、床や壁に飛び散った泡で少しでもこすっておけば、ぬるぬるは撃退できます。ちょっとした手間が、後々のお掃除を楽にしてくれるのです。
お風呂の床に適したブラシの選び方ポイント3つ
ポイント1.汚れに効力を発揮できるかどうか
デコボコ床でも滑らかな床でも、ヌメリのある赤カビや、落ちにくい黒カビに最適なブラシを用いなければ汚れは落ちません。
ヌメリのある赤カビは、スポンジでこすると見た目はきれいになります。しかし、ゴシゴシとこすらなければ、実はカビの素までは退治できていないのです。
黒カビは、発見してすぐブラシで丹念にこすると、あっという間になくなりますが、洗剤と併用してこすり洗いをすることで、菌の繁殖を防ぐ、または菌を撲滅することができます。
いずれにしても、デコボコ床にはブラシを用いてのお掃除が最適ですよ。
ポイント2.使い勝手が良いかどうか
お風呂の床掃除に使い勝手の良いブラシを取り入れることで、面倒なお風呂の床掃除が楽に感じられるようになります。
しかし、一言でお風呂の床掃除ブラシといってもたくさんの種類の商品が販売されているので、どれを使ったら良いのか悩むかもしれません。
長柄ブラシ・電動ブラシ~立ったり座ったりが困難な方におすすめ
腰痛や膝痛を持っていたり、体が重くなっている妊婦さんには、かがむ必要のないデッキブラシタイプか、バスポリッシャーと呼ばれる電動タイプの持ち手が長いものをおすすめします。
立ったまま床掃除ができれば、とても楽に感じますね。ご自身が「このブラシは使いやすそう」と思ったブラシをセレクトしてみてください。
ハンディブラシ~念入りにゴシゴシしたい方におすすめ
ハンディブラシの特徴として、自身の力加減でこすることができ、小回りを効かせられることがあげられます。また長柄ブラシや電動ブラシよりもコンパクトサイズなので、収納に困ることは少ないでしょう。
使いたいときにすぐ取り出せれば、頻繁に床掃除をするようになり、頑固な汚れに発展してしまうことも少なくなります。
ポイント3.おしゃれなデザインかどうか
たとえ家族以外が立ち入らない場所だとしても、できるだけ生活感を出したくない人もいるかと思います。
お風呂は一日の疲れを取ってくれるリラックスしやすい空間です。そこにごちゃごちゃとしたお掃除グッズが目に入ったら、せっかくのリラックスタイムが台無しになってしまいますよね。
そのため、お風呂に馴染みやすいデザインのブラシを選びたいものです。機能性も高く、デザイン性にも優れている、そんなブラシも数多く販売されていますので、要チェックです。
お風呂の床掃除ブラシおすすめランキングTOP20
第20位【アイワ】タイルブラシ123
『アイワ』の掃除ブラシは、大・小・ヘラがひとつになっている、使い分けのできるブラシです。大きなブラシは広範囲の汚れに、小さなブラシはデコボコ床の溝やコーナー部分に、ヘラはこびりついた頑固な汚れ落としに大変効果的です。
また、立てて収納できる自立型なので、お掃除終了後に水切りをして立てておけば衛生的です。
第19位【OXO(オクソー)】グラウトブラシ
『OXO』のグラウトブラシは、23センチの適度な長さとブラシ部分の弾力さを兼ね備えた耐久性の高いブラシです。取っ手には、濡れた手で握っても滑りやすい加工が施されています。
デコボコ床の頑固な汚れでも、このブラシであれば簡単に落とせるという口コミも多く見受けられます。またブラシ部分に角度が付いているので、排水溝の掃除にも便利ですよ。
第18位【MEIBEI】フロアスクラブブラシ
『MEIBEI』が発売するのは、耐久性、耐摩擦性にすぐれた柄付ブラシです。4つのパーツを自分の好みで組み立てて使う仕様で、デコボコ床の落ちにくかった汚れを楽に落としてくれます。
口コミの中には力を入れると柄が外れてしまうというコメントがありますが、ひねりながらネジの部分までしっかりと入れることで、きちんと固定されるので問題はありません。
柄の部分は丈夫で長持ちしやすいステンレス製なので、耐久性も抜群です。軽量なのもおすすめのポイントです。
第17位【Ohe(オーエ)】吊れるんです フッキングブラシ ソフト
『Ohe』のブラシは、先割れのソフトな毛先が隅々まで届くので、汚れをしっかりとかき出してくれます。
最大の特徴は商品名にもある通り、本体そのものを引っ掛けて吊るすことができる形状になっていることです。吊るして収納できるため、乾きが早く衛生的です。
毛束の密集性があり、極端に硬い素材でもないため、目の細かいデコボコ床の掃除に適しています。
第16位【マーナ】掃除の達人浴室チョコッと洗い W129
『マーナ』の「掃除の達人浴室チョコッと洗い」は、商品名の通り、ほんの少しのお掃除にぴったりのブラシです。
汚れは放置するほどに頑固で落ちにくくなります。汚れを見つけたら直ぐにお掃除すると、カビ撃退に繋がりますよ。コンパクトなサイズなので、置き場所にも困りません。入浴中でも手の届く範囲にブラシがあれば、億劫がらずにできますね。
さらにピンセットが付いているので、排水溝にたまった髪の毛を挟んで捨てることができます。素手で触るのが嫌な人には嬉しい付属品です。
第15位【山崎産業】伸縮 ユニットバスボンくん
『山崎産業』が開発した、伸縮タイプのバスブラシです。ヘッドの部分を外すとハンディタイプにもなりますよ。
伸縮タイプで使用するときは、長さが82センチから124センチまで調整できるので、立ったまま楽々お掃除できます。また長さを調整できるので、床だけではなく天井のお掃除にも使うことが可能です。一つのブラシで浴室をまるごと洗えるので、便利な商品ですね。
第14位【東和産業】BC タイルブラシ ジョイントリオ
『東和産業』のブラシは、安価でありながら頑丈で、しつこい黒カビに優れた効果を発揮します。
床のコーナー部分は掃除がしにくい箇所ですが、取っ手の部分は山切りカットの小さなブラシになっており、隅々まで汚れを落とすことができます。床のコーナー部分や蛇口の隙間掃除に役立ちますよ。
第13位【YYHHQ-home】浴室掃除用ブラシ 伸縮タイプ
『YYHHQ-home』の「浴室掃除用ブラシ」は、伸縮タイプで約77センチから126センチまで調整が可能です。かがまなくて済むお掃除は楽ですね。
水に強いPVC素材の硬いブラシで、はじめから毛束が広がっているのでコーナー部分にも入り込んでしっかりと洗えます。デコボコ床の水洗いに効力を発揮してくれます。
第12位【Takarafune】電動掃除用ブラシ 10点セット
『Takarafune』の、一見業務用かと思うほどの本格派ブラシセットです。10点セットでありながらお手頃価格なのは嬉しいですね。
高速で回転するブラシなので、しつこい汚れに効果的です。お風呂のデコボコ床の頑固な汚れはあっという間に落ちますよ。さらに車のタイヤやホイールにも対応できるので、いかに強力な洗浄力を持つかお分かりいただけるでしょう。
第11位【ElleSye】バスポリッシャー 電動お掃除ブラシ4つのブラシ付
『ElleSye』バスポリッシャー」は、1回の充電で約1時間の使用が可能です。長さ調整が3段階もできるので、立ったままの床掃除も天井掃除も楽々ですよ。
先端のブラシは角度60度に変えることができます。気になる床のコーナー部分の隅々までブラシが届くのがポイントです。重量は約1キロと電動のなかでは比較的軽く、無理なくお掃除がはかどりそうですね。
ただし、力を入れすぎると電動の回転が止まってしまうことがあります。ほど良い力加減でグリップを握ることがコツですよ。
第10位【レック】浴室床用ハンディブラシ
『レック』のお風呂の床専用ブラシです。取っ手部分がとても持ちやすく、少しの力で汚れ落としが可能です。
びっしりとした毛束で、少ない洗剤でも泡立ちが良く広範囲でこすることができます。多い毛束が広がるので、コーナーや壁に当たらないのも嬉しいポイントです。
ただし床専用ブラシなので、浴槽や壁はこすらないでくださいね。傷がつく可能性があるため、床掃除と浴槽掃除は別のブラシを使ってください。
第9位【フ・イン興】バスポリッシャー 電動掃除ブラシ 充電式 無線操作
『フ・イン興』の電動掃除ブラシは、毎分320回転の高速スピンにより、強力で頑固な汚れも簡単に取り除きます。デコボコ床のヌメリも黒ずんだカビも、力を入れることもなくあっという間に落としてくれますよ。
また、5つのブラシを用途によって使い分ければ、床だけではなく、壁や天井にも使えます。口コミには、本体の重量が他社製品に比べて軽い、手の届きにくい箇所のお風呂掃除も楽々だというのもありました。販売価格が安い点も良いですね。
第8位【Tidy(ティディ)】プラタワフォーバス
『Tidy』のは、床専用ブラシです。持ち手は付いていませんが、手にフィットして持ちやすく力を入れてこすれます。とがった毛先は、デコボコ床の黒ずんだ汚れもしっかりと落としますよ。
カラーバリエーションは4色で、ウォームブルー、ウォームグレー、ウォームホワイト、イエローです。落ち着いたやさしい色合いのブラシは、きっと多くの人が気に入るはずです。バスルームにごちゃごちゃと色のついたものを置きたくないという人におすすめですよ。
第7位【HomGoo】バスポリッシャー 5つのブラシ付 充電式
『HomGoo』のバスポリッシャーは、5つのブラシが付いた充電式の電動ブラシです。用途によってブラシを替えれば、お風呂の床だけでなく、リビングの床、掃除がしにくい水槽、さらに窓ガラスまでも手軽にきれいにすることができます。
お風呂のデコボコ床を掃除するときは、グリップさえ握れば余分な力を入れることもなく、ヘッド部分がしっかりと回転し汚れを落としてくれます。
電動ブラシのメリットは、腰をかがめずに掃除できること、手荒れの心配がないことです。また特に、冬場は浴室は寒くて水も冷たいため、より恩恵を感じるでしょう。
電動ブラシのデメリットをあげるとすれば、収納でしょうか。しかし、この商品には収納フックが付いており壁にかけることができます。使用しないときの収納場所を検討してから購入すると良いでしょう。
第6位【Ohe(オーエ)】サッとる まが~るブラシ ハード
持ち手の部分がやわらかいため、持ちやすく使い勝手が良い商品です。こすり洗いでもコーナーのような曲面でも、ブラシが自在に曲がるのでさほど力を入れる必要がありません。
こちらはハードタイプのブラシですが、他にもソフトタイプの商品も販売されています。
第5位【山崎産業】デイリークリーン
『山崎産業』の商品は、いわゆるオーソドックスなデッキブラシで、日本製であるため作りは頑丈です。ブラシの毛先が広がっているので、コーナー部分もしっかりと洗えます。
軽くて持ちやすいのですが、長さが81センチなので、背が高い人にはやや使いづらいかもしれません。
第4位【NPOLE】電動お掃除ブラシ 充電コードレス 5つのブラシ付
お風呂の床掃除にも、充電式でコードレスのものがあります。約3時間でフル充電でき、低速で90分間、高速で45分間の連続使用が可能です。ブラシの部分をチェンジすれば、デコボコ床だけではなく、浴槽も洗えます。
また、5つのブラシを使い分けることで、お風呂掃除以外にもトイレやリビングの床など、自宅の汚れを徹底的に落とすことが可能です。
第3位【山崎産業】お風呂掃除ユニットバスボンくん ラクラククリーナー
網目構造の繊維ブラシが、ヌメリをしっかり落としてくれます。ヘッド部分が半球状になっているのもどこか可愛らしいですよね。この半球状のヘッドは、洗いにくい床のコーナー部分にもぴったりフィットします。
ブラシは毛足の長いふさふさな素材なので、床のヌメリ取りだけではなく、お風呂のふたや水道まわりにも使えます。「ユニットバスボンくん」シリーズから販売されている別売りのハンドルを付ければ、壁や天井のお掃除にも活躍の幅を広げます。
第2位【3M(スリーエム)】スコッチ・ブライト バスシャイン ハンディブラシ
持ち手部分には、力を入れやすいラバーグリップを採用しています。力加減が絶妙にできるので、デコボコ床の汚れもしっかり落とします。
別売りの伸縮タイプのハンドルに装着すれば、腰をかがめる必要がなくなるので、妊婦さんや腰痛や膝痛を患っている人でも、簡単に掃除に取り組むことができるでしょう。
第1位【レック】GN赤カビくん 3WAY親子ブラシ
ヌメリがある赤カビ落としに特化した、『レック』の激落ちくんシリーズです。
この商品の特徴は、取っ手の部分が中サイズと小サイズのブラシになっていることです。取り外し可能なので、掃除する場所により使い分けができます。一つのブラシで赤カビの発生しやすいところをお掃除できるので、コスパも良く効率的な商品ですね。
ブラシの硬さ、ブラシのサイズ感、持ちやすさも、おすすめできるポイントです。多くの人がリピートしている商品ですよ。
掃除の頻度を減らそう!床を汚さない3つのステップ
毎日の入浴後のひと手間で、浴室のきれいさは保たれます。毎日この3つさえやっておけば、時間に余裕のあるときにだけブラシ掃除をすれば問題ありませんよ。
ステップ1.お風呂上がりに水をかける
お風呂から上がる直前に、床、壁、浴槽の外側、浴室内側のドアなどに水をかけます。ボディーソープやシャンプーの泡などを水で洗い流しておくことで、カビの繁殖を抑えることができます。
ステップ2.水切りをする
ステップ1であらゆる箇所に水を掛けたら、次はできるだけ水切りをしておきましょう。本来は水切り用ブラシをかけることが望ましいですが、特に冬場は水切りしている間に体が冷え切ってしまいますので、体を拭いたタオルで手早く拭き取るだけでも結構です。
ステップ3.換気扇を回す
浴室は、高温多湿の場所です。水切りもせずに放置しておくと、本当にあっという間に赤カビと黒カビの温床になってしまいます。ステップ1と2を終えた後は、最後に換気扇を回してください。
入浴後最低でも1時間は換気扇を稼働させておきたいところです。
週に一度は念入りにブラシでこすってきれいを保とう
お風呂の床掃除用ブラシといっても、床掃除だけに特化したブラシや、お風呂内をオールマイティーに掃除できるブラシなど、様々な種類のブラシが販売されています。
毎日ブラシでこすればそれだけきれいになりますが、実際はできないことも多いでしょう。床掃除は面倒で後回しにしたくなりますが、せめて週に一度は念入りにこすりたいものです。便利な床掃除ブラシを使って、気軽に取り掛かれると良いですね。
きれいな浴室は、入浴したときのリラックス度合いが違います。ぜひ、お風呂の床をきれいにしてくださいね。