浴室ラックは浴室内のボトル類や小物を整理するのに便利なアイテムです。また、カビの発生を防いだり、バスルームの掃除がしやすくなったりするメリットもあります。今回は、吸盤タイプの浴室ラックに注目し、おすすめ商品や吸盤をとれにくくするコツについてご紹介します。
浴室収納ラックにはどんなタイプがある?
浴室は物を置く場所が限られたスペースです。あらかじめ収納スペースが備え付けられていれば良いのですが、狭い浴室では収納場所がない場合もあります。
しかし、シャンプーやコンディショナー、ボディソープのボトル類やお手入れ小物など、浴室に置きたいものはたくさんありますね。
そんなときに活躍するのが浴室収納ラックです。物を床に置かずにラックに上手に収納することで、ボトル類のぬめりも気にならず、すっきりとした浴室でバスタイムが楽しめます。まず、浴室収納ラックにはどんな種類があるのか見ていきましょう。
床に置くタイプ
そのまま床に置いて使用するスタンドタイプの収納です。一般的に1~3段のものが多く、収納する物の量に合わせて大きさを選ぶことができます。
安定した状態で床に置くことができ、シャンプーなどの液体ボトルをラックから取り出さずにプッシュして使用できる点がメリットです。
吊り下げるタイプ
吊り下げるタイプは、浴室のタオル掛けやシャワーヘッドホルダーに吊り下げて使用します。床に直置きしないため、浴室の床が広くなり掃除もしやすくなります。
トイレとバスがユニットタイプになった狭い浴室にも使用することができ、立ってシャワーをする場合にも便利です。シャワーヘッド置きが備わっているタイプや伸縮機能が付いたものなど、様々なアイデア商品が展開されています。
壁に貼り付けるタイプ
壁に貼り付けるタイプは、マグネットや吸盤で設置するものが一般的です。簡単に取り付けることができ、設置場所を自由に決められるのがメリットです。水切りのあるものを選ぶと清潔に保つことができます。
吸盤タイプラックのメリットとデメリット
壁に貼り付けるタイプのひとつである吸盤ラックには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
設置が簡単で、壁を傷つけない
吸盤で壁面に貼り付けるタイプの収納ラックは、場所を選ばず自分の使いやすい場所に設置できることが一番のメリットです。浴室の壁を傷つけることなく、容易に取り付けることができます。取り外すのも簡単なので、設置した後に使い勝手が悪いと感じた場合でもすぐに設置し直すことができる手軽さが魅力です。
耐荷重量の大きなものも
吸盤といえば、押し付けて貼るだけのシンプルなものを想像する人が多いかもしれません。しかし近年は、レバータイプやプッシュタイプのものなど吸着力が強く耐荷重量の大きい吸盤ラックの人気が高まっています。またシリコンやジェルなどの耐久性のある素材を利用したタイプは、より長く固定できる点がメリットです。
壁の種類や、設置方法によっては落ちやすい場合も
凹凸のある材質や傷・穴のある壁面など、浴室壁の材質や表面の形状によっては、取り付けにくいものがあります。また、不適切な取り付け方法をすると取れやすくなりますので注意が必要です。
おすすめの吸盤浴室ラックTOP5をご紹介
それでは、吸盤タイプの浴室ラックのおすすめ商品をご紹介します。
第5位【Natunohana】収納ラック 浴室用ラック バスルームラック ホルダー
『Natunohana』の収納ラックは、折り畳みできる点が特徴のバスラックです。収納量がたっぷり設けられ、浴室のコーナー部分や平らな壁面に好みの形状で使用することができます。
底に穴が設けられているので水切り対策もできますし、付属されている4つのフックはスポンジやボディタオルを掛けたりと便利に使える点も魅力です。取り付けも簡単にできますよ。
第4位【BIMONK】浴室ラック バスラック
『BIMONK』の浴室ラックは、四角の形をした吸盤が特徴の収納ラックです。吸盤の内部が二重密封構造になっており、付属の専用ポンプで真空状態にすることにより力をかけず強力に取り付けることができます。
その結果、最大耐荷重15㎏の安定感が得られます。ステンレス製の本体と角型の吸盤形状から高級感が感じられ、スタイリッシュなデザインがどんなバスルームにも馴染みそうです。
1年保証制度が付いているので、初期不良などの不具合があった場合にも安心ですね。
第3位【MaxHold】シャワーラック コーナーラック
『MaxHold』のシャワーラックは、耐荷重がなんと30㎏もある収納ラックです。適切に設置すれば、重めのボトルなども楽に収納できます。浴室のコーナーに使用できる形状なので、狭い浴室もすっきり片付きます。
また、ステンレス製で錆防止が施されているので、耐久性があり、長くきれいな状態で使用することも可能です。同じシリーズで、長方形型のタイプも展開されていますので、セットで利用するのも良いですね。
第2位【LeeYice】3本セット 石鹸置き シャワーラック 吸盤フックラック
石けんホルダー・収納ラック・バスフックの収納3個セットで、物の大きさや形によって収納を使い分けられるのが特徴です。
耐荷重はそれぞれ、石けんホルダー5kg、収納ラック7.5kg、バスフック5kgで、真空吸着によりずれ落ちにくくなっています。バスフックにはボディタオルや泡立てネットなどを掛けて収納できるので、見た目もすっきりしますよ。
第1位【SANNO】強力吸盤 浴室ラック収納
『SANNO』の「強力吸盤 浴室ラック収納」は浅型のステンレス製収納ラックです。サイズは、約38×11×6cmで、最大耐荷重は約5kgに設計されています。手前側にフックが4本ついていて、ボディタオルやシェーバーなどを掛けて収納するのに便利です。
浅型なので掃除もしやすいですし、十分な容量と安定性があるため使い勝手の良い人気の商品です。真空吸着のため、凹凸のある壁に対しては吸盤用補助板を使用すると良いですね。
吸盤をとれにくくするためのコツとは?
吸盤タイプは取り付けが簡単にできますが、すぐ取れたり落ちたりするとストレスになってしまうこともあります。ここでは、吸盤が取れないようにするちょっとしたコツをお伝えします。
耐荷重量を確認する
基本的なことですが、使用する前に吸盤ラックの耐荷重量をしっかりと確認しましょう。適切に設置していても耐荷重量を超えて物を置くと落ちやすくなります。
吸盤の種類によって耐荷重量に幅がありますので、購入する際によくチェックしてくださいね。
吸着面に隙間を入れない
吸着面に少しでも隙間があると本来の吸着力が発揮されません。設置する際は吸盤の接着面と取り付ける壁の表面をよく掃除し、ホコリなどの小さな汚れやゴミが付いていないことをしっかり確認してくださいね。
また水洗いした際は、よく乾燥させてから取り付けましょう。
専用補助板を利用する
浴室の壁面に少し凹凸がある場合やきちんと設置したのに取れてしまう場合は、専用の補助板を活用しましょう。
補助板は片方の面が粘着シートになっています。吸盤と浴室壁の間に貼ることで凹凸のない平らな面を作ることができるため吸盤がしっかり固定されます。
吸着力が落ちてきたら
吸盤ラックを別の場所に移動させる際に剥がしたり、吸着力が衰えて取れやすくなったりした場合は、吸盤をお湯に浸けてみてください。
吸盤の材質や劣化の具合にもよりますが、70~80度のお湯に5、6分浸けることにより変形した吸盤が元の形に戻り、吸着力を取り戻すことがあります。
浴室ラック収納ですっきりとしたバスルームに
体を清潔に保つバスルームは、いつもすっきりとした気持ちの良い空間にしたいものです。簡単で便利な吸盤ラックを上手に活用し、ストレスのないバスタイムを過ごしてくださいね。